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夫が救急搬送~緊急手術した件【3センチ超の石が体内に】

こんにちは。50歳の夫がいる37歳OL・ゆうと申します。
タイトルの通り、夫が救急搬送~手術・入院しました。

そして10月28日早朝。
無事に職場復帰を果たした彼の快気記念?に本noteを書きました。

当時の状況をなるべくリアル感出るよう、時系列にまとめています。

  • ランチタイムの暇つぶし(…にはあまり適さない話題か)

  • 入院~手術までの流れをざっくりでも事前に確認しておきたい

  • 胆石症がひどくなった末路が気になる……

こんな方向けの内容です。是非最後まで読んでみてください。

2021年後期の悪夢再び

実は夫、2021年後期にも一度救急搬送されたことがあります。
以下noteの後半部で少し触れているのでお時間ある方はこちらもどうぞ。

その時は深夜2時頃に目を覚ますと、心臓発作に近い症状を起こした夫が息も絶え絶えで119連絡していました…。

その日のうちに救急搬送されましたが、応急処置で改善したため無事帰宅。

しかし今回はそういうわけにもいかなかった模様で…。

10月10日・深夜~早朝の救急対応

10月10日・午前2時。
ふと目が覚めると、夫が私の背中を叩いている。

夫『ゆうさん…ゆうさん…すごい心臓痛い。救急車呼んでくれる?』

夫、布団の上で青ざめながら左胸を強くおさえていました。
私はすぐに「2021年後期のできごと」を思い出し、めちゃくちゃ不安になり身震いしたことをよく覚えています。

私は震える手を抑え、スマホで119をプッシュ。
救急コールセンターにつながり住所を伝えるもなかなかわかってもらえず苛立ちが半端じゃなかったです。

夫「〇〇が近くにある!〇〇は大通り沿いのコンビニ!」
私「あぁもう何でわかんないの!」

など、電話口で必死の訴え(笑)
結構声張っちゃったので近所迷惑になっていないと良いのですが…。

119から約数分後。救急隊自宅に到着。

夫のマスク、財布(保険証・診察券)、履物を抱えてパジャマのまま上着を羽織り救急車へ。
幸い感染症対応のあおりで病院をたらい回しにされることなく、近くの市立病院に搬送されました。

痛み止めを打つも治らぬ強烈な胸の痛み

病院に搬送されたのは午前3時前ぐらいと記憶しています。

待合室でしばらく待ち、処置室に通されると点滴を打たれベッドに横たわる夫の姿が。

心臓周りが痛い痛いと訴え、痛み止めを打たれるも全く改善されず。
救急対応してくれた医師も首を捻ります。

CT検査の結果…えっ。心臓じゃない?!

深夜~早朝にかけてだったので医師も少なく、できる対応も限られていました。
とりあえずCT検査はできるようなのでやってもらうことに。そこで驚愕の事実が発覚。

結論から言いますと、心臓が原因ではありませんでした。

諸悪の根源は『胆石』

医師の話によると、彼の胆のう内には結構大きめの胆石があったようです。

消化器科的に1~2センチほどの胆石で「大きい」と言われていますが、彼の中にあった胆石は何と『 3 セ ン チ 超 』

そんな胆石が胆管をふさぎ、胆汁が胆のうにガッツリ溜まり…その影響で胸が痛くなっていたようです。

夫はもともと心臓に持病(不整脈)を抱えているため、心房細動や心筋梗塞などと身構えていましたが杞憂でした。そこは一安心。

溜まった胆汁を体外に排出【緊急措置】

とにもかくにも胆汁が溜まりに溜まった胆のうは放置しておくとヤバいと判断され、緊急措置を施してもらうことに。

右わき腹に管を差し込んで、胆汁を外に排出する処置。
ドレナージ?という名前がついていましたが、私はカタカナに疎いためあまり覚えていません。(汗)

胆汁を排出し、その後の経過観察~手術に向けた準備のため入院決定です。

10月11日・入院開始

ここからは救急搬送~緊急対応後のお話です。
夫の保険証と診察券を窓口に渡し、入院手続きを行いましたがまぁスムーズ。妻の立場は強い(?)

以前彼が搬送された時点ではまだ結婚していないため、立場上は赤の他人。
関係性から私の個人情報~当時の状況から何故起きたかまでがっつり質問され、手続きに相当時間がかかりましたからね。

改めて、結婚して良かったと強く感じました。

手続きを終えて一時帰宅~荷物をまとめて再び来院

入院の手続きを全て済ませ、看護師と持ち物の確認も済ませて一旦帰宅。
リストに書かれた持ち物を準備の上再度病院へ。

大きなリュック2個・紙袋・ウェストポーチ1個用意してようやくまとまったので、入院の準備は結構骨が折れました…。

ちなみに夫の入院先は現在も感染対策で『面会禁止』です。
そのため荷物の受け渡しや洗濯物の回収などは全て看護師を通します。

区切りがついて一旦は落ち着くも…

入院手続き・荷物の受け渡しなど全て完了し、帰宅。
その後の私はひたすら惰眠をむさぼっていました。

10日夜はほとんど寝ていないため寝不足だったんです。
というより、何もする気になれなかったのが正直なところでしたね。

そんなこんなで非生産的な月曜を過ごし、10月12日からは通常出勤。

10月12日・緊急手術へ

入院2日目。
ここでいきなり事態が動きまくることに…。

精密検査の結果で急遽決定

10月12日の夕方、夫から『これから手術が始まるからすぐ来て欲しい。親にも同じこと言ってある』と電話。
その直後、彼が入院している病院からも同じ内容で連絡が入りました。

な、なんだってーーーーー!!??

精密検査の結果胆石の大きさや胆のうの状態が悪く、すぐに手術をすることが望ましい。
むしろ後に回すと他臓器に癒着したりガン化したり…最悪の事態が起きる可能性が高まるそうです。

朝の時点では「炎症を抑えてから手術をする」と聞いていたため、寝耳に水とはこのこと。

早引けで現場急行~義両親に同意書サインをもらう

私は上司に頼み込んで何とか1時間早く退勤し、病院に急行!
……するも職場から病院までが遠……い……( ;∀;)

帰宅ラッシュにヒイコラしながらたどり着いた時には、夫は既に手術室。
先に到着していた義両親が同意書にサインをしてくれていたため、スムーズに手術開始というわけです。

そこから待つこと3時間半。執刀医から「手術成功」の報告をもらいました。

『不幸中の幸い』が連続した今回の手術

ちなみにこの日は彼の体の状態と病院の状況を鑑み、手術にはこれ以上ないほど最適な日取りだったようです。

いわゆる『奇跡』が連続していました。

  • 三連休明けで担当医(消化器内科・外科・麻酔科)が全員そろっている

  • 手術のスケジュールが空いていたため即手術可能な体制

  • 病院と義実家が近く、義父母がすぐに駆け付け可能

ということで、ほぼ二つ返事で手術開始となったわけでした。

腹腔鏡手術で胆のう摘出【3センチ超の胆石画像有】

腹腔鏡手術で胆石を胆のうごと摘出。

胆石があまりにもデカすぎた(3センチ超)ので、お腹も3センチ切らざるを得なかったとのこと。
ここまでの大きさは前例があまりないそうです。

胆石くん「あはっ。こんなになっちゃった…」

※イメージは『ちいかわ』に登場するキメラさん。


胆石くん「なっちゃったからには…もう…ネ」

とばかりに胆石(特大)は容赦なく夫の胆管を塞いでいたそう。
その結果、胆のうに汁が溜まりまくってパンパンに。他臓器にもかなり影響があったそう。

心臓付近の激痛はそこから来ていたみたいです。
手術で胆石(特大)を胆のうごと取り除いたら、嘘のように胸の痛みはなくなりました。

その代わり、術後傷の痛みに悩まされるようにはなったとのことですが。
こればかりは仕方ないので、時間が解決するのを待つしかありません。

10月13日~10月15日・術後経過観察~退院

幸い、術後の経過は順調でした。
思ったよりもかなり早く退院できました。いや本当マジで一安心…。

胆のうを摘出し、今後の食生活にはいくらか気を遣わねばならぬとのことで、夫は退院前に管理栄養士より栄養指導を受けていました。

その指導が非常に有益で、今までの食への知識がアップグレードされたというかほとんど間違えて覚えていたことに驚いたそう。例えば…

  • 必要以上に食事を抜くと体が省エネモードに切り替わってしまい『ちょっと食べただけですぐ太る』

  • 炭水化物(糖質)は程よく取るべき。『糖質オフ=脂質マシマシ』なケースが多いため要注意

  • などなど(主食・主菜・副菜のバランスとかも聞いたけど忘れ…())

  • 糖質よりも脂質の過剰摂取に要注意!

栄養指導の話を聞いた私の率直な感想はこうです。
「どっかのダイエット系高額セミナー・塾より全然有益そうな件」
(※どことは言いません。あまりにたくさんあるので…)

結局のところ、ダイエット=健康維持。
標準体重に見合ったカロリーでバランスよく食べる+筋力をつけるのが王道中の王道だと改めて認識しました。

10月28日までは療養期間

だからといって自宅でゴロゴロしているだけではリハビリになりません。
積極的に歩いたりしないと脚の筋力が落ちまくり、仕事はおろか以後の生活にも支障が出るからです。

夫はこれ幸いとばかりに掃除やごみ処理など、入院期間中できなかったことをどんどん片付けていきました。
入院中は私も自宅と職場の行ったり来たりで、本当に最低限のことしかできなかったのはありましたからね…。

私も独り暮らししてた時はもう少しマシだったと記憶してたんだけどどうしちゃったんだか。

いや冷静に思い返したら結婚前もだいたいこんな感じでしたわ…。
洗濯物は取り込んだ後しばらく片付けないなんてざらでしたし自炊は気が向いたらやる程度。まさに干物ムーブ。

いかに夫に甘えていたことがハッキリした瞬間でした。

とはいえ社畜歴が長い夫氏。療養とはいえこんなに長い休暇は初めてで何だかんだ楽しそうです。
急に寒くなりだしたので衣替えの一環で着ない服を売ったり新調してみたり。リハビリと称して出かけています。

思い出したようにお腹イタイイタイしてますけど、時間が経てば落ち着くはずなのでそこはまぁ。大丈夫だと思いたいです。

できれば元気なほうがいい【終わりに】

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
一年でまさかの救急搬送を2回経験するとは…人生本当にわからないものです。

夫はもともとあまり体が強くないと言っていましたが、こうも連続すると流石にしんどいだろうなと思いました。

時間は有限。できれば元気でいられる期間が長い方が良い。

今回の入院を機により健康に気を配りながら、ついでにダイエットもできれば最高だよねと笑い合っています。

読んでくれたあなたもできるだけ長く元気でいられるよう祈りながら、本noteはここまでとします。お疲れさまでした。

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