「義務化の魔力」辞めたいことあるならそれ義務化しな?効果スゴイから。
この記事では、「義務化の魔力」と題して、
・義務化することの恐ろしさ
・義務化の活用方法
について話していきたいと思います。
あいさつ
こんにちは🌸
ゆ、と申しますᵔᴥᵔ)
京都は今週は☔
桜もいよいよ、というタイミングで雨ってふりますよね。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
お花見、夜桜などの予定は立てていますか?
楽しみですよねʕ·ᴥ·ʔ🌸
筆者は今ダイエット中なので、計画的に摂取カロリーなど調整して、夜桜観ながら罪悪感なく焼き鳥とビールで乾杯するために、今!頑張って絞っております-ᄒᴥᄒ-
今日は「義務化の魔力」というテーマでお話しします。
義務は上手く活用したら、達成したいこと、逆にやめられずに悩んでいることを打破する力として機能してくれるのではないか、という考えのもと話します。
ぜひ皆さまの日々の生活に活用できる点があれば幸いです🌸
義務に対する印象
皆さまは、「義務」というワードにどんなイメージをお持ちでしょうか?
絶対しないといけないもの
堅苦しい
強制される
義務教育
やるべきこと
色々と思いつくことがあるかと思います。
義務という言葉の意味ですが、
改めて意味を確認してみると、
「当然しなければならない」「必然的になすべきこと」「課せられる拘束」といったパワー溢れる要素で成り立っているものなんですね(๑•﹏•)::オォ~
だからこそ、義務という言葉には「圧力」が感じられるのでしょう。
義務のメリット・デメリット
義務って「課す側」と「課される側」それぞれで受ける印象って変わるんじゃないかと思うわけです。
課す側の場合
良くも悪くも指定した行動をさせる大義となるので悪気がないことをアピールできる
「義務だから仕方ない」と相手に思わせられるので指示を出す理由として融通がききやすい
指示が履行される確率が高まり、安心できる
課される側の場合
必然性を強調されることで、やらなかった場合は自分に否があることになる
多少納得できないことでも義務である以上諦められる
やって当然のことなので褒められることでもなく、つまらない気持ちになりやすい
このように、課す場合はメリットが大きくて、課される場合はデメリットが大きいものではないでしょうか。
わたしたちは義務によって安心できると共にプレッシャーも感じるわけですね(˘・_・˘)ムム
義務を課される時の心境に着目
先程、義務というものは課す側と課される側によって印象が変わるという話をしましたが、ここからが本題です。
義務化に纏わる、このような事例を紹介させていただければと思います。
YouTubeを延々と見続けることが癖になってしまって、辞められない小学二年生の女の子がいたそうです。
女の子本人もそれに悩み、親もそれを上手く止めることができないという状況だったそうです。
両親は熟考した末、あえてYouTubeを観ること義務化することにしてみたそうです。
その具体的な方法がこちらです。
毎日2時間観なければならない
観た動画の内容と感想を必ず親に報告する
この2つを守らせることにしたのです。
はじめは女の子も「毎日2時間も観れるなんてラッキー」と意気揚々だったそうですが、結局、一週間経つ頃には音を上げて、YouTubeを観ることがだんだん嫌になっていったそうです。
それからは、YouTube以外の楽しめる遊びとして画用紙と色鉛筆で絵を描く、粘土で創作、知育商材のパズルをするなど、バランスよく使用されているそうです。
あんなにYouTubeを観ることにのめり込んで辞められなくなっていた子どもが、たったの一週間で変わった、ということに驚きですね!
義務というなの毒
どうして観ることを辞めることができたのか考察してみると、やはり、どんなに好きなこと、楽しいことでも「やらなければならないこと」として認識されることでネガティブみを帯びるのではないかと思います。
それに、いちいち動画の内容を報告しなければならないと思うと、説明するために動画の流れを記憶したり、感想を考えながら観る必要があるので、気楽に観れなくなりますよね笑
『読書感想文が読書嫌いを生み出す』
読書する習慣をつけることが大切なのに、読書感想文を書かなければならないから仕方なく本を読み、読書が面白くないものと印象づけられて、結果読書を避けるようになる‥みたいなものと一緒ですよね(*・~・*)
(筆者は読書感想文アンチですw)
このように義務というのは、こと「辞められない」において絶大な効力を持っているのではないかと考えたわけです。
義務感は最強の興醒めアイテム!?
義務感ってやばいんじゃね?
と思ったので他にもどんなことに影響しているのかを考えてみました。
例えば、「好きなことを仕事にする難しさ」
好きなことを仕事にしてしまうと逃げ道がなくなったり、精度を求められるようになってこれまでのように好きにはできなくなったりする。
仕事である以上、好きだけではどうにかできなくなり、辛くなって、嫌いになってしまう‥
「だから、好きなことを仕事にするのは厳しい道であり、リスクも高いんだ」
という理論があると思いますが、これはまさに好きだったこと、楽しかったことが義務化されることによってネガティブみを帯びてしまう事例だと思います。
他にも「恋愛関係が解れるきっかけ」などいかがでしょう。
会いたい、一緒にいたい、という気持ちからスタートしてデートを計画している時は円満で超ハッピー💑
しかし、これを「週一で必ずデート」と義務づけた場合どうなるでしょう?
週に一回はデートの日程調整をしなければならない‥
デートプランを考えないといけない‥
デートしたら食事代出さないといけない‥
やるべきことややりたいことをする時間を削って会いに行かなければならない‥
‥なんか、面倒だなぁ‥
こうなると、「最近、ちょっと冷たい気がする」「飽きられちゃったのかな‥?」みたいな感情が芽生えたり、義務化することで特別感も削がれたりしていきます。
毒にも薬にもなる
さて、色々な事例から、義務化の恐ろしさを理解していただけたかと思います。
わたしたちの暮らしを取り巻く環境は義務で溢れています。
「何時までに○○しなきゃなぁ」
「当然○○すべきだ」
「仕事に毎日行かなければ」
「節約しないと‥」
ちょっとしたこと、大それたこと、本当に様々な義務で生活がかたちづくられているのでしょう。
そして、嫌なことでも義務化することによって無理くりやってきているから社会が一応に機能してくれているのでしょう。
とはいえど、なんて息苦しいんだろう。
そう感じざるを得ない方もたくさんいると思いますが、これだけは忘れないでください。
毒にするのも薬にするのも、使い方次第だということ。
そう、火と一緒です。
下手に触れたり、扱いを誤れば火傷します。
でも、上手に使えばそのままでは食べられないものを食べれるように変えたり、暖を取ったり、生活を豊かにするための有効活用ができたりと、凄い力を持っているんです🔥
具体的な活用方法
最後に、この義務をどう活用できるか話します。
主に2パターンに応用できると思います。
「辞められないこと」を辞めるための手段
やりたくないという気持ちを緩和するための手段
「辞められないこと」を辞めるための手段
まず1については、YouTubeを観続ける癖を治す事例で説明している通りです。
方法は、辞められないことを義務化し、プラスαで他者に内容と感想を報告する義務を課すことです。
例 深夜にカップ麺を食べてしまう
深夜には毎日必ずカップ麺を用意して食べてください。
食べ終わった時点で、何のカップ麺を食べたかと、カロリー、味の特徴、食べた感想を友達や恋人、家族にすぐ口頭で報告してください。電話でも可能です。
報告を終えるまで寝ることはできません。
筆者の場合、もしこんな義務があったとしたら、正直食べずに寝ようと思いますね笑
まず、めちゃくちゃ恥ずかしいじゃないですか?
本当なら誰にもバレず、隠れて食べたいですよね(^~^;)ゞ
それに、深夜に絶対報告しなきゃいけないから、友達や恋人、家族もいい迷惑ですよね。
もう、気が引けて食べられなくなりそうです‥
やりたくないという気持ちを緩和するための手段
次に2についてですが、モチベーションが下がって取りかかれない状況から脱するための方法です。
まずは、やりたくなくなっていることが「義務化されている」=「やって当然なこと」にカテゴライズされてしまっていると気付くことが大切です。
やって当然、当たり前という考えは、モチベが下がっている状況ではナイフ🔪です。
そして、あなたに割り当てられている作業は、やって当然なものでは到底ありません。
これにプラスαで言われたら嬉しいことを追加してください。
それを声に出してみるとより効果的です。
例 デザイナーの筆者の場合
「デザインカンプの制作は、やって当然なものでは到底ありません。他にこの仕事をできる人はいないのですから、あなたにはアイデアを出す力がいつも期待されています。そして、会社にとって、とても大事な存在です」
筆者は期待に応えることや特別な存在であるということに幸せとやる気を感じやすいので、こんな感じになりました。
口にしてみると、意外と気分が良くなっていることに気がつくと思います。
自画自賛みたいでちょっと気恥ずかしいと思うかもしれませんが、義務感に苛まれ、斜に構えて溜め息つくような心地よりは、ずっといいのではないでしょうか?
最後に
義務に纏わる話、いかがでしたでしょうか?
皆さまはどんなふうに義務と関わっていきますか?
ぜひ、コメントで教えてください🌸
❤・フォロー、いつも励みになっております!
長文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください🌸
ではまた!
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