「岐阜」という町、新しい自分

7/18/2023 名古屋から横浜への夜行バスにて

新しい町に出会った。

「岐阜市」

4日間行ってきた。「高山」にも行った。

商店街と公園でドラムパフォーマンスをする機会をいただき、人前でパフォーマンスをさせてもらった。
野外パフォーマンスはしっかりとカタチになったのは
今回が初めてで、開催場所は岐阜市にある柳ヶ瀬商店街という地元民で活気付けられた強い町、そしてその近くにある金公園。

僕にとっては挑戦する町にも見えた。

新しい事に皆んなが挑戦して、
お互いの活動を励まし合い尊重し合うような町。

素敵な空間がそこには広がっていた。

おおらかに見えて一人一人の芯はかなりしっかりしてた。優しい印象を受ける人たちも中身は強い信念を持ってる人もいて、かっちょいいってなった。
そういい大人になりたいとも思った。

観光もして色んな経験もできた。
死ぬほどうまいラーメンを食べた。
透き通るほど綺麗な川に入った。
目の前で上がるでっかい花火も見た。
見たことのない漁業について知った。
生い茂る自然や森を見た。
伝統的な古風の家々を見た。
芸術と人の繋がりで溢れる素敵な店を見た。
その店で素敵な出会いをし人と人との繋がりが広がるのを見た。たくさんの人の笑顔を見た。

多くの人とも出会った。
自分の仕事にこだわりや誇りを持つカッコいい先輩
に出会った。
一生懸命自分がやりたいことに挑戦する後輩
に出会った。
自分の「アート」を追求する芸術家
に出会った。
自分の住む町を愛する地元の人
に出会った。
そして、それを通して知った「新しい自分」
に出会った。

最高に楽しかった。岐阜の皆んなは優しくて強いです。
先輩達は最高にかっこよくて、後輩達は最高に可愛かった。そして町は明るかった。
森や川はとてつもなく綺麗で、そこで行われる伝統的な祭りや行事を通して"日本"を感じれた。
お世話になった皆んな本当にありがとう。
アメリカに遊びにきてね。

・・・・・

日本の中でも違う価値観やその環境特有の"色"がある
そしてそれは必ず"異なる"

まだ僕は何も知らないんだと知った。
人生の先輩方からしたら、きっと100分の1しか知らないんだろなって感じ。

でもこうやって色んな新しい国、県、地方、コミュニティ、グループ、あるいは1人の人間と出会い、新しいものを知る事は大きな財産になる事を今回は知れた。

「新しい価値観の自分にも出会えた」から

新しい環境の人々やコミュニティに出会うと、同時に新しい自分も見つかる。そんなことを今回は知れた。

意外と落とし穴かも知れない。
ただ観光して楽しんで終わるんじゃなくて、新しい場所に行った時、同時に自分も見た方が良い。
自分の観光もすること。
自分がどう感じてるか、自分が自分を1番観察すること。

ずっと同じ環境にいるとどうしても人間はその環境に慣れ始め、あたかもその環境が「普通」だとその内思い込むから。

僕はそれを1番やりたくない。

でも人間だからそうなってしまうし、そうなるのがそれこそ普通だと思ってる。だから色んな出会いをしたい。

その場所の「普通」は必ずどこかでは「異質」や「異常」で、誰かの「普通」は同時に誰かからしたら「変な」人になる。

面白い。
新しい環境の新しい価値を知ると、
自分が今まで信じてきたものがいともたやすく覆される

僕はこの素敵な「岐阜」という町に滞在している間にこんな事を考えてた。

自分が1番輝ける環境ってどんな所だ？
自分が1番なりたい自分にさせてくれるコミュニティってどんなコミュニティなんだ？
1番成長できる環境ってどういう環境なんだ？

と。

新しい町や人と出会ってるのに、結局1番見てるのはいつもそれを通した自分だ。いつも僕は自分を"俯瞰する"。
自分A（本物）を見る自分B（俯瞰する自分）の2パターンがある感じ。別に俺は二重人格じゃないよ。

「うわっ！あの花火綺麗！！」
って大きい声で言った後に、
「なんで俺はこの瞬間のこの花火にこんなに感動してるんだ？」って次はいつも心の中でそう叫ぶ。

周りの人から見たらAの俺しか知らない。
でもそれで良いと思う。
自分が自分を知っていけば良いと思うから。

Aの自分の後にBの自分がいるだけ。二つのプロセスを踏んでるだけで、どっちも俺だしそれがそもそも自分って感覚。

新しいモノにもっと触れたいと思った。
大切にしたいモノやヒトの存在もたくさんできた。

またその出会った人の分もっと頑張りたい。
自分を変えてくれた人のために。
色んなことが励みになった。

今日もちょっぴりの不安と大きな自信を胸に前へ進む。
書いてたらもう夜中の一時半だったわー。もう寝る。

新しい環境に行って
新しい自分に出会え

以上！