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コーヒー豆の保存、常温vs冷蔵vs冷凍
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こんにちは。ゆ( @yu_suke.coffee )です。
コーヒー豆の保存についてTwitterでアンケートを取らせて頂きました。
総投票数が、424票
一番多いのが常温保存で、63%(約267票)となりました。
コーヒー豆を劣化させる原因
コーヒー豆の保温の前に、劣化させてしまう原因を押さえておく必要があります。
①水分(湿度)
②酸素(酸化)
③温度
④紫外線
上記の原因は以下の条件が当てはまります。
①→保存容器
②→保存容器
③→保存場所
④→保存場所
①、②は密封性が高い保存容器を使用する事で劣化を遅らせることができます。
④の光も遮光性が高い容器を使用すれば防げますが、③の温度だけは場所に依存してしまいます。
今回は③の「温度」に着目していきます。
常温保存のメリット/デメリット
常温とは「約25℃」前後を想定しています。
常温でのメリットは買ってきてそのまま棚にしまっておけるなどの「利便性」だと思われます。
しかし、季節や生活空間の影響を受けてしまう事も多く、
冬場なら昼と夜の寒暖差が劣化の原因となる事も考えられますし、
キッチンに置いておけば料理などで火を使えば室温が上がることも考えられます。
ただし、劣化の影響を大きく受ける前に使いきれる量や頻度であれば特に問題ないと考えます。
冷蔵保存のメリット/デメリット
冷蔵とは「約5℃」前後を想定しています。
冷蔵保存のメリットは、常温に比べ温度変化の影響を受けにくいことです。
ただし、冷蔵庫で保存する場合、コーヒー豆は臭いを吸収しやすいため、保存容器に注意する必要があります。
※淹れ終わったコーヒー豆を脱臭目的で使用するのは有名ですね。
冷凍保存のメリット/デメリット
冷凍とは「約-18℃」前後を想定しています。
冷凍保存は、色んなお店で推奨されている方法ですね。
特に1ヶ月以上保存する場合には必ずと言ってもいいほど「冷凍保存で」と言われます。
冷凍保存する場合は、冷凍庫から取り出したあとに注意が必要で、
冷凍庫から出すことでコーヒー豆が結露してしまい、劣化させてしまう「①水分(湿度)」の状況になってしまいます。
最近の研究結果では、冷凍だと粒度が安定し抽出効率も上昇するという結果が出ているようです。
実際に2017年のWorld Barista Championship(バリスタ技術を競う世界大会)では、各国を代表するセミファイナリスト全16名のうち5名(約30%)が様々な方法でコーヒー豆を冷凍していました。
まとめ
各温度帯のメリット/デメリットを検討してみましたが、
「すぐに飲みきる場合は常温、1ヶ月以上かかる場合は冷凍」が良さそうです。
そして、冷凍の場合は「小分けにするなどで結露してしまう状況をなるべく防ぐ」のが良さそうです。
梅雨や真夏になり、湿度や温度が高くなるなど劣化する条件が多くなる時期になりますが家庭で美味しく飲む為に保存にも気をつけていきたいですね。
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