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2024年3月 甲府盆地異常温泉巡り2024春①【甲府昭和温泉ビジネスホテル】

先日、とある宿で言葉を交わした湯治客から「まだそんなおっさんみたいな湯巡りする年齢じゃないでしょう」と言われ、ハッとさせられた。

近ごろは日々の疲労を理由に、宿でゆっくりすることや身体を労ることに重きを置いた湯巡りになりがちだったが、上記の言葉をきっかけに久々の異常温泉巡りを執り行うことにした。

3/11 出発~山梨県昭和町

夜勤明け、ノンストップで甲府南ICまで高速課金。中央道の側道に面する住宅街の一角に立つ「甲府昭和温泉ビジネスホテル」へ投宿。
甲府盆地も、もうナビゲーションが要らないくらいには走れるようになった

通されたのは6畳間の和室「なでしこ」。飾り気皆無、実用的でシンプルで親しみ深い和室。素晴らしいの一言。こういうのが良い

ホテル内には食事処があるがこの日は定休日。近くの「オギノ 国母店」にて適当に食糧を調達し、部屋でゆっくりとローカルスーパー夕餉を展開。
疲労と湯巡りへの期待で気が変になり、ついアルコールを多めに摂取してしまいました。すみません。

泊まった部屋は3階。EVホールには電子レンジとポットが完備。親切に割り箸まで置かれているので、夜食にカップ麺が喰いたくなったり焼酎のお湯割りが飲みたくなったりしても安心です。

フロントでも軽食類を仕入れることができます。

1階談話室

日帰り入浴は6:00〜22:00まで受け付けている。21時をまわってもなお、浴室では地元の老人連中が犇めき合っており、この時間はさくっと湯浴みするだけに留めた

窓を開けたら室外機がこちらを向いていました。

日帰り入浴終了後に仕切り直そうとしたが、疲労と飲酒が祟り案の定寝落ち。HPが尽きた

3/12 山梨県昭和町~続く

AM4:30に目が覚めた。軽く準備をして1階の浴場へ

脱衣所の照明も程良く落とされていた。流石にこの時間ともなると入浴中の客は居らず

程良く年季の入った浴室は内湯のみでサウナ有り。
熱めの大きい浴槽の中央には特徴的な八角形の湯口が有り、その頂点から定期的に「ゴボッゴボッ」と音を立てて湯が湧いている。
温めの小さい浴槽は加水されて体感38〜39℃ほどになっており、寝起きの身体に優しい温度だった

飲用も可能とのこと。鮮度が良い証です

←ぬるめ あつめ→

これぞ甲府盆地のモール泉の色。朝からゆっくりと独泉させていただいた

部屋に戻って軽く寝直し、6:30頃にフロントへ。こちらは朝食として弁当のサービスが有り、おかずの入った容器が渡される。米は談話室に設置されたジャーからよそい、お好みでふりかけなども頂けます

それなりの味と量。無料で頂けること自体がありがたい

この日は朝から厚い雲がかかっていた。正常な観光であればともかく、異常温泉巡りに天気の良し悪しはさほど関係無し。1湯目の温泉に向け、甲府昭和温泉ビジネスホテルを出立しました。

続く

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