見出し画像

旅路2

海を渡るまで時間がまだあるようなのでワンクッション置いてみる。
高槻を過ぎた。普段電車に乗らないせいで後ろ向きに進む座席に座ってしまったことに発車後気付いた。酔いそうだ。ここまで来るとやはり雪は全くなく、緑も少ない。
上を見上げる回数も多くなった。
今は吹田。
数ヶ月前に行ったPK shampooのライブを思い出す。彼等以上のバンドはもう生涯見れないんじゃないかと思える、そんなバンド。こんなに有名になってしまったらライブ当たらんやん。京都全落ちした。日本○ね。
新大阪に停まっている。車内に咳が木霊する。
その音を聞くたびに今までの浮遊感が一気に失せてしまう。こんなことをしているが会社第一号にはなりたくないし家族にも感染させたくはない。だからこそこうやって対策をして旅に出ている。
それでもやはり目に見えないものは怖い。神をはじめとした形而上学的なものはそもそも信じてはいないが、ウィルスは目に見えなくても実際に存在しているため心は休まらない。それにしてもでかいな、ビル。滅茶苦茶腹減った...
大阪。
10代の頃は東京の方が街としても好きだったし、今でも好きだが、20代前半になって西の人と会話している方が気が楽だということに気付いた。理由はわからない。
大阪で思い出すのは前職の同期が彼氏と同棲するためにここ大阪に旅立ったこと。あいつ元気でやってるかな。泣いて帰ってくるなって言ってから今ところ笑いながら帰ってきた姿しか見ていないからそこは心配しないでもいいのかとも思う。
それにしても肩も腕も重い。荷物が重すぎる。
現地に着くまでに腕ちぎれそう。
次は芦屋らしい。
西の方は全く地名がわからないが芦屋はわかる。
富裕層がたくさんいるイメージがある。あと強いて言うなら尼崎もわかる。滅茶苦茶治安悪そうなイメージがある。大きな事件が西の方であったらよく耳にするせいだと思う。
ちょっと腹が減り過ぎて書く気力きえてきたのでここで筆を置かせてもらう。あ、ほんまにやばいかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?