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災害・いま自分に何ができるか



被災者に言ってはいけない言葉

このたび令和6年能登半島地震により被災された皆様のご無事と復旧を心よりお祈りいたします。

いま、「自分になにができるか」と考えたとき、被災者、または被災関係者に伝えて大丈夫なこと、伝えない方がよいことを、わかりやすくまとめました。

アメリカ国立子どもトラウマスティックストレス・ネットワ-ク、アメリカ国立PTSDセンタ-「サイコロジカル・ファ-ストエイド実施の手引き第2版」兵庫県こころのケアセンタ-訳、2009年3月 引用

被災された方、関係者に言ってはいけないこと

人は自分が体験していないことは、想像力を働かせるしかありません。しかしその想像して善かれと思いかけた言葉が、相手には思わぬ傷となることがあります。


また、辛い渦中にいる方になんと声をかけてよいかわからず、避けてしますこともあるかもしれません。

そのような時に、これらの言葉だけは避けましょう。


・お気持ちわかります

その方の気持ちはその方にしかわからないです。例え同じ境遇にあったとしても感じ方は、人それぞれです。

・がんばってこれを乗り越えないといけませんよ

これ以上何を頑張れというのか

・もっとひどいことだって、起こったかもしれませんよ。あなたにはまだきょうだいもいます。

人数の問題ではありません。そして被害の大きさの問題でもありません。被害にあったこと自体が大変なことなのです。

伝えてあげられること

私たちができる伝えてあげられることもあります。

・深く悲しんでいる人に、いま体験していることは、このような場合には起こって当然の反応であることを伝えましょう。

予期せぬことが起こったあとの反応は、悲しみ、苦しみ、辛さ、罪悪感など人によって様々です。

しかしその反応は当然の反応です。否定せずに伝えましょう。

・医師、市町村あるいは国の精神保健部門、地域の病院などに相談できることを伝えてください。

このような時は、視野が狭くなることがあります。普段は相談先を知っている方も考えられないことがあります。

・さいごに

災害が身近なかたも、そうではない方も、少なからず影響を受けていることだと思います。

同じ体験をしても感じ方は人それぞれです。
自分に何ができるか。と考えた時の参考になればと思います。

現在、災害の影響によりこころが辛いかたのカウンセリングを30分無料で、お話を聴かせていただいております。


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