見出し画像

24時間子どもと一緒にいる僕が「一日一回子どもを褒める事」をオススメする理由

こんにちは、二児の父ゆうです。接客から福祉職へ転職をして日々「人」と向き合っています。

僕は仕事で児童支援をして、家庭でも子どもがいます。ほぼ24時間一緒に子どもといます。今日はそんな経験から「褒めて伸ばす育児」について記事に出来ればと思います。

何故褒める育児が大切か

何故褒める育児が大切か、それは子どもが自分自身に自信を持って伸び伸びと成長出来るようになるからです。
自己肯定感を持って自分軸でいきられるようになるには、自分自信を大切にする気持ちを持ち続ける事が大切です。

常に打席でホームランを狙える選手に育てる事、自信を持ってフルスイング出来る大人にしてあげる事が子どもにとって幸せだと思っています。

また昨今、組織の年功序列の価値観よりも実力主義で個人の能力主義の価値観がじわじわと浸透してきています。その社会に生き残るためには出来ない事を出来るようにする成長ではなく、得意な事を徹底的に伸ばし差別化し選ばれる人材である事が重要です。

褒める事は簡単そうで難しい

皆さんは最近誰かを褒めた事はありますか?

僕は人の成長をサポートする児童支援をしているので、褒める機会はたくさんあります。

例えば毎日漠然と勉強をしなさいと言われる子どもは、何をどこまでやって良いか分からないときもあります。

サボっている子どもに対して「ちゃんと勉強しなさい」とついつい言ってしまいますよね。

そんな時は、何で勉強出来ないのかその児童の考えを聞きます。
こんな答えが出てきそうです。
「毎日勉強と言われても、何をどこまでやれば良いか分からない。」

それをもとに一緒に目標をたてて、スモールステップを作ってあげます。

「今日は3枚だけプリント終わらせよう。」

そしてそれを達成したら褒めてあげてください。

このように、目標設定をすると褒める基準が出来て褒めやすくなります。何も目標設定していないと「たった3枚か」と褒める事は出来ないです。

褒めると逆効果を経験する事もある

最近褒めた時に、パタッとその行動を止めてしまう児童がいました。
褒めたのに行動が消失してしまったのは何故かと言うと、その場で大人の褒めた行動を受け入れる事が出来なかっただけです。

その場では効果がなかったとしても、それは一瞬の恥ずかしさからきたもので長期的にみればその児童のためになっているものです。

諦めずにガンガン褒めて伸ばしていきましょう。

かつて天才だった俺達へ

クリーピーナッツの歌で「かつて天才だった俺達へ」という歌があります。幼い頃は何でも自信があったものも、誰かと比較する事で自分の中で「出来ないもの」「出来て当たり前のもの」に変換されてしまい、自信がなくなってしまうという歌詞です。

「褒める」という魔法は、この逆効果の影響を与えてくれます。
自分がやっていて「当たり前」だと思っていた事を褒められると、自信になりもっともっと追求していきたくなります。

自分に自信が持てるようになり、それがやがて強みになっていきます。
自分の中の普通が強みになって、自信になっていく。そんな自己肯定感の高まる子育てを僕はしています。

まとめ

誰かを褒める時に意識するポイントが2つあります。

1つは観察です。何気ない日常から、その子の良いところを観察して見抜いてあげる。観察力がないと何気ない日常にその子の良いところが溶け込んで見えなくなってしまいます。

2つめは瞬発力です。思った事考えた事をその場でパッと言える瞬発力が大切です。良いところを見つけて、伝えてあげるタイミングを見計らっていると伝え方が何となく、ぎこちなくなってしまいます。
またその児童も自分のやった行動をすぐに忘れてしまうものでもあります。その場でパッと言った方が、子どもは受け入れやすくなります。

その2つを意識して、褒めることで自分の強みも客観的に捉えることが出来るようになり人生が豊かになっていきます。

一日一回子どもを褒めてみる。ぜひやってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?