大きな企業で企画提案を通すために考えないといけないこと。①

大学1年生のころから2.5年ほどスタートアップで働いて、ベンチャー企業の体質やそこで成果を生んでいくコツはつかめてきました。それとは別にメガベンチャーでもこの夏から働き始めて半年が経とうとしています。両方ともに雇用形態が業務委託でなので与えられた仕事をこなすというよりも、自分の技術や知見をもとに企業に提案しなければいけません。外部からの参加者なので、内部(正社員やバイト)ではできないことを期待されて契約を結んでいるからです。

最近、大きな提案をしてその際のフィードバックで良い気づきを得られたので書き残そうと思いました。

スタートアップの方では自分の提案は口頭3分で通ることがほとんどなのでやりやすいのですが、大きめの会社だと相当難しいことに気付かされました。

1-1:会社に人材リソースの提供をしてもらう時は人事のことも考える。

大抵の企画は自分だけで成り立つものではありません。なぜなら、責任問題や内部調整をクリアするには社員が1人以上必要になるからです。手の数が足りないとかではなく、すごく現実的な問題です。

その際に考えないといけない問題はいくつかあります。
①まずはミニマムコストで始めないといけない(1人月)。
②1人ということはそれだけ孤独になりやすい。
③大きな企業にいる社員は比較的保守的(例外有)
など...

個人的に想定外だったのは1人つけるということはその人は孤独な闘いであるということ。言われてみればもっともです。上司はその提案に着ける部下のことをまず第一に考えるので、そこは外せません。

1-2:その提案を取り入れることでしかかなわないなにか。

組織が大きいということは今は安定したインカムがあるということです。もちろん先のことを考えると... という話はありますが、先のことを考えるにしても今のインカムに避けるリソースを減らしてでも、新しいことを始めるにはそれなりの理由が必要です。
他のやり方があってもいいですが、今のままではかなわない何かがかなうものでないと、提案は通りません。

1-3:半年目でROAS100%越えの試算

ROASとは広告費にかけた金額に対する売り上げの割合です。例えば60万円広告に費用をかけて、120万円の売り上げがあればROASは200%です。簡単に言えばイニシャルコストがかけられるのはMax半年ということ。半年過ぎるまでは赤字でもいいけど、半年過ぎたら単黒(単月黒字)じゃないとまずいよということです。

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