見出し画像

ガースーの自己紹介

私、ガースーが何をしている人なのか?

いったいどんな人なのか?

何を発信していきたいのか? など...自己紹介をしていきます。


Profile ガースーの経歴

千葉県の船橋市出身、1984年生まれの男性。

現在は都内のトレーニングスペースアローというスタジオでパーソナルトレーナーとして活動をしています。

トレーニングスペースアロー に関してはこちらのホームページをご覧になってくださいね。

2007年に医療従事者の国家資格である理学療法士の免許を取得。千葉県内にある総合病院のリハビリテーション科に数年勤務。

その後、2010年に都内にある整形外科クリニックへ転職し、腰痛や膝の痛みなどの一般整形、学生の部活動での怪我・ダンサーやアスリートなどのスポーツ障害などを中心にリハビリテーションを専門として仕事をしてきました。

リハビリテーションって何なの?と、病院でお世話になったことがない方は知らない方も多いかと思いますが、

リハビリテーションとは、

ラテン語で、re(再び)+habilis(適する)からできた造語です。詳細はまた、別記事でご紹介していきますが、簡単にいうと「元のあるべき状態に身体を戻していく事」がリハビリテーションだと思っていただければと思います。

患者さんが元の身体に戻るのに、何が足りないのか?何をすべきなのか?身体を評価して治療プログラムを組み立てて、トレーニングや徒手アプローチをしていくのが、リハビリテーションです。

話戻りまして、、、

その後、2015年に現在所属するトレーニングスペースアローへ転職し、医療現場からトレーニングジムへと活動場所を移して現在に至ります。

画像5



理学療法士になるのを決めるまでのストーリー

私が理学療法士になろうと決めたのは、高校3年生の高校を卒業した、浪人時代に遡ります。

元々は動物が大好きだったので、生物学が学べる大学を受験したりしていたのですが、ことごとく落ちて、大学受験の大変さを思い知りました。

浪人をすると、学校もないのでバイトに明け暮れました。

今思えば、その浪人の期間が私の中では大事な時間だったのかな、と思います。

仕事をすることが身近になってくると、自分自身の未来について考えるようになるもんなんですね。

小さい頃から好きだったことは「動物」「絵」「格闘技」。

これが私の中での3大セットでした。今でもモチロン好きです。

そして、その中でも一番好きだったのが格闘技。高校時代は極真空手をやっていて、そこそこ大会で優勝したりもしていたので、めちゃめちゃ練習して、プロ格闘家になるか?いや、無理でしょ。とか.  .  .

何の職業をやっていこうか?そんな事を考えるようになった時に、常に頭にあったのは、高校生の頃にやっていた空手でした。

空手をやる上で、色々なトレーニングをしてきましたが、、、

例えば、正拳突きを打つときに力が外に逃げないようにするために、股関節を内旋させて安定させると強い突きが打てる。

相手とのスパーリングの際に息を吸ったタイミングは肋骨が浮くのでボディを打つとめっちゃ効くとか。

人は離れた部位への意識を向けるのに時間がかかり、意識が薄くなるので、相手に打撃を当てるには対角線でコンビネーションを組むと当たるなとか.  .  .

そんな感じで空手をやっていたので、その頃は学問として考えていなかったですが、自然と運動学や機能解剖学、心理学を何となく考えながらやっていたようで、身体について学べる仕事がしたいと思うようになったのを覚えています。

そこで、覚えていたのが、高校の保健体育の授業で聞いたことがある「理学療法士」という職業でした。

ただし、浪人時代までに理学療法士には私自身会ったことも、お世話になたこともなかったので、とにかく本を見つけては買って読みあさり、東京医科歯科大学に電話してリハビリ室を見学させてもらいに行ったりもしました。

この頃はまだ学校も少なく、東京に行きたかったのと同時に学校の近くに正道会館があることから、高田馬場にあるリハビリの養成学校を選びました。

それが、私の理学療法士になろうと決心したストーリーです。

ストレッチ



病院からトレーニングジムへの転身

理学療法士の8割が病院などの医療現場に従事する中、私がなぜトレーニングジムに移ってきたのかと言いますと.  .  .

約8年間の医療機関でのリハビリテーション業務の中で、途中から違和感を感じるようになりました。

その違和感が医療保険の壁です。

例えば、腰が悪くてリハビリを行う患者さんが、調子が良くなったとします。

私:「痛みも回復したので、あとはこのトレーニングを毎日やってくださいね。」「ではリハビリは今日でおしまいです」、となります。

と、リハビリを終了した患者さんが3ヶ月後に再度病院へ来るんです。

患者さん:「先生、また腰が痛くなっちゃいました。さらに右膝も痛みが出てきてしまいました」と.  .  .

よくあるパターン。

患者さん:「いや〜、最初は教わった運動をしていたんですけど、症状もなかったのでしばらくやっていなかったんです」との事。

人って問題を感じていなければ、危機感がないのでやらなくなります。これは誰もが一緒だと思います。一方で、私の治療技術の低さもあるとは思いますが、みんながみんなゴットハンドではありませんし、そんな人は一握りだと思います。

知っていなくてはならないのは、身体に何らかのストレスがある事で身体の警告反応として身体の症状(腰痛や膝の痛み)が出てくるわけです。

であれば、問題は身体だけでなく、ライフスタイルとか習慣が関連していたり、本人の考え方も関わっていたりします。

もちろん理学療法士は身体の問題点だけでなく個人因子や環境因子なども考えながらリハビリテーションを施行していくのが基本ですが、その全てへアプローチしていくのに医療保険が壁になっていると考えていました。

何を持ってその患者さんが「治った」とするのか?

その場では、痛みが取れたりする事で治った気になってしまいますが、私はその方が「なりたい状態、したいことが思うようにできること」が本当に大事なことだと思っています。

治療家にありがちな自己満足で終わらないアプローチが大事と考えるようになりました。


筋膜が元の状態に戻るのに、普通に数年かかる場合もある.  .  .   、
器質的な変化を起こして硬くなってしまった組織は100%の元の状態に戻ることはないから、常に今ある可動域を動かすようにしていないといけない.  .  .   、


そうすると医療保険の中で期限がある中でのリハビリには限界がある。

そして、期限を越えてもリハビリに来たい方が大勢いらっしゃる。ゴットハンドでない私が、こんな状況下でやっていくのには自分の力は発揮できないと考えたのが、トレーニングジムに転身してきた理由です。

私は治療家としての理学療法士ではなく、人の人生をサポートする理学療法士になる、と決めました。

図1



理学療法士としてのTurning Point

これまでもいくつも、整形外科やトレーニングジムなどを、就職目的でお伺いしたことがありますが、ある程度経験と年齢を重ねた理学療法士の転職は正直、雇ってくれないことも多いのが現状。

"お給料面と、経験を積んだ人ならではの扱いづらさ" があるんだと思います。

もちろん知識を試す試験があるところもいっぱいありましたし、いわゆる圧迫面接みたいなのも経験したり、このスタッフと仲良くなれそうもないな、と感じてしまったり。

特にトレーニングジムに至っては理学療法士を知らないトレーナーもいるくらいで、悩み悩み、自分でトレーニングジムを開業してしまおうと思っていました。

でも、ビジネスとか全然わかんないし、起業の勉強をしながらどっかの整形外科でお世話になろうかとも考えました。

そんな中、たまたま目に付いたのがある求人サイトで見つけたトレーニングスペースアローというジム。どうやらここは社長が理学療法士で他のトレーナーも理学療法士、さらに理学療法士を募集している!

社長は年齢も同じくらいだし、自費でトレーナーとして理学療法士が活動をしている。

ということで、2015年2月に現在のジムへお伺いし、社長やスタッフと会話をする中で、その場で是非一緒にやって行きましょうよ!とお声をいただき、初めて人を見てもらえたような気がしました。

世間は狭くて、、、

社長が私の専門学校時代の友人の知り合いで、しかも社長は現役のプロ格闘家でもあり、色んな繋がりから何かご縁を感じたのはここだけの話。

図2



トレーニングスペースアロー とは

さて、現在私は株式会社アローという会社に所属をし、フィットネススタジオ事業の責任者をしていますが、株式会社アローがどのような事をやっているのかを、ご紹介いたします。

現在3つの事業を基軸に活動を行っております。

フィットネススタジオ事業 : トレーニングスペースアロー 

トレーニングスペースアロー

一つはこのようなフィットネススタジオ事業です。

東京都世田谷区にある小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩1分のところにあるトレーニングジム。

このジムが他の大手のジムと違うところは、

① 社長を含むトレーナー全員が理学療法士という医療従事者の国家資格を所持。

② 医療の分野で培ってきた経験を生かし定期的な身体の評価も行い、その方が不十分な身体の機能を補うパフォーマンスアップのメニューも加えながら行う。

③ 身体の不調や膝や腰の手術の既往があっても、脳梗塞などの脳血管障害があっても、その方をみて理学療法士目線でトレーニングメニューを作成する。

この辺りが他のジムと違うところだと思います。

画像4

他のジムで運動が継続出来なかった多くの方が、当施設で運動を継続し、結果を出しています。

当然、生活に密着することが私たちの想いなので、トレーニングも楽しく継続することが一番大事だと思っています。病院のリハビリでは卒業がありましたが、私たちのジムでは卒業はありません。目標は常に変化し、私たちのアプローチもお客様の思いによって変化していきます。



自費訪問リハビリテーション事業

自費訪問型リハ

二つ目は訪問リハビリテーションです。

訪問リハビリの事業に関しては比較的従来の理学療法士の活動に近いものですが、もちろん自費で行っており、保険外になるので、一緒に小旅行に行ってしまったり、一緒にお酒を飲みに行ってしまったり、病院のリハビリではまず行わないような多角的なアプローチを行っています。

リハビリという言葉が分かりやすいので使っていますが、別の言葉に置き換えるとすると、「運動を通した人生のサポート」でしょうか?

日本は既に世界トップのスーパー長寿国です。

病院のリハビリだけでは足りない、高齢者施設でのリハビリだけでは足りないリハビリ難民が沢山います。病院の理学療法士が手を差し出せない部分に手を差し伸べるのがアローの訪問事業です。


コーポレートウェルネス事業

コーポレート

3つ目はコーポレートウェルネス事業!

現在多くの企業様で健康経営という言葉が広まりつつあります。従業員が健康であるからこそ、企業における生産性が上がり、会社として成長できるという考えです。

2016年頃から理学療法士のトレーナーが企業様に行き、社員様の健康を増進するための座学やフィットネスの提供などを行ってきました。

また、企業の人事総務の方や産業医さん、保健師さん、ヘルスケアに関わる方などとのコミュニケーションにも重点をおき、具体的に何を目的に何を行なっていくべきなのかを形を作り納得した形で提供しています。

近年、大手のフィットネスジムでも企業様での健康事業を開始し始めましたが、最初から決まったパターンを提供するところが多いと思います。

アローはパーソナルトレーニングを主体としているため、人に対する健康提供と同等にその企業様の特色に合わせ、一緒に形を作っていくというシステムをとっています。

アロー自身も従業員の健康はとても大事なものと捉えており、様々な活動を通し、2019年には東京都スポーツ推進モデル企業として全国260社以上の中から数社しか選ばれないものに表彰されました。

ホント嬉しい限りです。


現在は3事業ですが、知恵を絞って今後も色々なことにチャレンジしていきたいと考えております。

画像9



ガースーの思い

理学療法士になって10年ちょっと。

「理学療法士ですか?凄いですね〜」「治療家ですよね」「解剖とか知識が凄いですよね〜」とか、トレーナーさん達と話をすると言われる方がいるんですが.  .  .

トレーナーの方が凄いところがいっぱいあるし、自分なんか全然なので病院で働く理学療法士さんに申し訳なく思うくらいです。

理学療法士というのは肩書きにすぎず、今は1トレーナーと思います。

会社としては理学療法士集団としてブランド化していますが、あくまでも1トレーナーです。

なので、私はあえて会社の外では理学療法士というのを出さないようにしています。なので伝える時はトレーナーか、身体の専門家です。

理学療法士って言っても一般の認知度は低いですしね。

でも、多くの理学療法士がもっと医療機関外でもトレーナーとして活動してもらえると嬉しいな〜とも思います。海外みたいに。

私の思いとしてはアローをもっと大きくしていく目標もありますが、私個人の目標としては格闘技界をもっと盛り上げていきたいというのが一番です。

好きなこ事と繋がっていたいというのが、やっぱり一番にきちゃいます。

格闘技界をもっと盛り上げるのに自分が何ができるか?

考えると、今できることは選手の身体やメンタル面のサポートぐらいですが、正直まだ不明瞭で、もしかすると、全く違うコンテンツで盛り上げていくかもしれないですが、なんらかの形で盛り上げ役になりたいと思います。

そのために色々な自分の武器を身につけていきたいと思っています。

自分の好きな言葉に、

「自分の行く道は自分で決めた方が楽しいに決まっている」

という言葉があります。この言葉は昔、車のマツダのCMで流れていたキャッチフレーズなんですが、これだ!と思ってず〜っと心に置いている言葉です。

まずは英語の習得をしたいかな〜、それとなかなか定期的に通えていないキックボクシングに行く事、海が好きなのでSUPもやりたい。

そんな、やりたい事をやることでまた新しい道が拓けていくと信じています。

一つのポイントに向かって走るのではなくで、道草があるから人は成長し、人生が面白くなる。そういう考えです。

一方では、人によっては目標ポイントに向かうために必要がないことはやらない、必要でない付き合いは時間の無駄、という考えもあります。

多くの成功している先輩方も言っていたりしますが、もちろんそれも心に置いています。

でも今は道草をたらふく食って食い尽くす事

それがガースーの思いです。

そいうった道草の一つとして、ガースーのNOTEで色々な情報発信をしていきたいと考えております。

アローのPRもありますが、パーソナルトレーナーとしてのガースー自身のブランディングも兼ねています。

最初は身体についてや健康についての発信になるとは思いますが、徐々に色々な分野の記事も書いていければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

以上

図3


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?