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今日見た夢の話

高校生のころの夢を見ました。珍しく世界史Bの時間に居眠りをしていた。多目的教室の窓際の席。ぼんやり外を眺めると、すぐそばにある花岡八幡宮と、遠くの海が見えた。大きな黒板には中国史の年表が書かれていて、なるほど眠くなるわけだと納得しました。わたしは西洋史は得意だったけれど東洋史はどうも苦手だったんですよね。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

世界史の授業が好きでした。
あのころ得意な科目は何かと聞かれたら世界史と答えていた。もう15年以上前の話なので全然覚えていませんが、多分今でも日本史より世界史の方が知識はあるんじゃないかと思います。苦手だった東洋史でさえ日本史よりは得意。
高校生のころ、ほんの一瞬だけ学校の先生になりたいと思ったことがありました。社会科の先生。結局教員免許も取らずに大学卒業しちゃったけど。

大学のころに人間性が確立したのでそれ以前の記憶がおぼろげなのですが、高校生のころの全然地に足がついていない感じを、今日久しぶりに夢で見ました。変なやつだったなと思います。テスト前だけちょっと活躍してた。世界史は村谷のノートを見ておけば間違いないと言ってもらえていたから。誰かに教えるのが好きだったから。

クラスの一番変わり者のグループにいたけれど、わたしはクラスに居場所がほしかった。好きだけど仲良くなれないクラスメイトに名前を呼ばれたくて、綺麗なノートを作っていた。テスト範囲のことは、聞かれたら何でも答えられるようにしていた。
あのころ、どうしてわたしはあんなに人間を好きでいられたんだろう。目が覚めれば今日もひとりの部屋で、なんだか、自分の中の大切なものを死なせてしまったような気持ちになりました。

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