食べ物の話⑥〜ラムネ菓子編〜

こんにちは! 村谷由香里です!!
noteをご覧いただきありがとうございます!

マシュマロで好きな食べ物を聞く企画の6段です。みなさまメッセージありがとうございます。今回はこちら。

わたしもラムネ菓子好きです!
ブドウ糖がひんやり溶けていく感覚が好きでラムネ菓子を食べるの、すごくわかります。
わたしはよくクッピーラムネを買っております! ご存じでしょうか。やたら陽気なうさぎとリスのキャラクターが描いてあるフルーツラムネです。

それこそ作業中には、ラムネ菓子や飴やグミを食べます。飴はしゅわしゅわするソーダのやつで、グミはハリボーのコーラのやつが好きです。
特に小説を書いているときの菓子類の消費量は自分でもおどろくほどです。脳が疲れているからというよりは、ストレス発散のために食べてることが多いですね。

小説を書いていてストレスが溜まる理由は本当にいろいろあるんですが、食事のシーンが多いのもひとつですね。
4月に発売になる「ふしぎ荘で夕食を」はもちろんなんですが、誰かが料理を作って食べるくだりに、昔からやたらと力を入れがちです。執筆作業時間は決まって深夜なので、いちばんお腹が空く時間に泣きながら料理の描写をしています。

深夜に料理の画像を見てお腹が空く、なんてことはあまりないのですが、文章に起こすとなると五感の記憶をすべて思い返さなければならないのがつらい。ひもじい。感情を消す薬でも飲むみたいにフルーツラムネを齧りながら、カレーライスの話を書いたりします。

そんなことをするたび、子どものころ、ラムネ菓子を特別な薬みたいに見たてて遊んでいたことをふと思い出します。
大人が飲む錠剤に憧れていたのだと思うのですが、そこそこ大きなラムネ菓子を無理矢理お茶で飲み込もうとしていました。その薬を飲んだら、一体どうなる設定だったんでしょう。もう全然思い出せません。

ラムネ菓子ひとつで薬が作れる魔法のやり方を昔は知っていたはずなのに、すっかり忘れてしまいました。あのころの、現実から直接虚構に飛び込む感覚を思い起こそうとすると、いつか見た夢の記憶と区別がつかなくなります。
わたしはもう、こちら側でしか生きていけなくなってしまったんですね。
大人になってしまったわたしは今日も、ラムネ菓子で空腹を誤魔化しながら、架空の食卓を描きます。

みなさんの好きな食べ物を教えてください。こちらまだまだ募集しております。


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