2020/5/17 読書記録
本についての本を、連続して読む。
『本当の翻訳の話をしよう』は、村上春樹と柴田元幸が、翻訳や小説について対話したものをまとめた本。
1年前買ってすぐ読んだときは挫折したけれど、今回一気読みできた。「小説の読み方」が、自分にとって今気になるテーマだからだろう。
あわせて、大阿久佳乃『のどがかわいた』を読む。こちらは、作者が詩や学校生活について感じたことをまとめたエッセイ。
なぜ詩を読むのか?各詩人の詩のどこが良いのか?が、考え抜いた言葉で丁寧に書かれている。詩の初心者である自分にとっては、学ぶべきことばかりだった。
文章を書くプロは、やっぱり読むプロでもあるのだと、改めて思い知った二冊だった。
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