#45 わたしはHSPのふどうさんやさん 〜HSS型HSP 生きづらさを軽くするための格闘記〜

■HSS型HSPのわたしだからできる“安心”をお届けする不動産取引 VOL.1

わたしは特に宅地建物取引業法の中の「倫理的な原則」について強い気持ちをもって携わってきました。

宅地建物取引業法の中の該当箇所は以下の通りです。
(宅地建物取引士の業務処理の原則)
第十五条 宅地建物取引士は、宅地建物取引業の業務に従事するときは、宅地又は建物の取引の専門家として、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実にこの法律に定める事務を行うとともに、宅地建物取引業に関連する業務に従事する者との連携に努めなければならない。
(信用失墜行為の禁止)
第十五条の二 宅地建物取引士は、宅地建物取引士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない。
(知識及び能力の維持向上)
第十五条の三 宅地建物取引士は、宅地又は建物の取引に係る事務に必要な知識及び能力の維持向上に努めなければならない。

こんなの当り前じゃない!と思われる方が多いかもしれませんが、意外と守られているようで守られていないのです。
いわゆる「コンプライアンス違反」といわれることが主に該当しますが、結構これを軽視しているのです。
なぜかといいますと、
厳密な法解釈まではいらないかもしれませんが、会社の責任にもなるのですが新しく入社してきたメンバーに対し、「Aという行為はOKだけどBという行為はNGだよ!」というような研修というか講習をあいまいにしていきなり現場に行かせてしまう傾向により、非常に「リーガルマインド」が乏しい営業マンが生まれてしまうということがあります。
もうひとつ、不動産の取引ってひとつふたつ間違うと相当なトラブルに発展することがあります。
わたし自身は、トラブルが大きくなってそこに時間と労力をかけることは自分にとっても相手にとっても何のメリットがないと思っているせいか、とても敏感に繊細に取り掛かるようにしています。
結構今入ってくる人たちって、全員ではありませんがトラブルやクレームに対して予防策を考えずに、なったらなった時に考えるスタンスのような気がするのです。
そしてトラブルやクレームになったら、自分が考えていた以上に大きなものになってしまい、結局逃げるように辞めてしまうといったのを何人も見てきました。

注視しているわたしでも大変なのが、「知識と能力の維持向上」です。
ココも意外と軽視している不動産会社って多いんですよ!
全体の不動産業者のうち約9割は、公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅)・公益社団法人全日本不動産協会(全日)か一般社団法人不動産流通経営協会(FRK)という団体に加盟しています。その団体の中でいろいろな方策でアナウンス(◯◯がかわったとか□□が新しくなったとか)はしているのですが、無視しているところが多いですね。ざっくばらんにいうと、無視しても罰則がないから・・・

先日、わたし自身「賃貸不動産経営管理士」資格試験に合格して、その後国家資格に昇格したことと、「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」が新しくできたことに、知り合いの不動産業者に話しても、「???」や「何かしないと罰則があるの?」レベルには非常に驚きましたね。
「管理している戸数が法律規制の対象戸数より少ないからやる必要がない!」という主張のようですね。
管理依頼している大家さん!
今、管理業者でいろいろな良くないこと報道されていますが、この時期一度考えてみることが必要かもしれません。

はっきり言って法律が増えるのはものすごく嫌です。
新しくルールができるということは、ルールを改めて作らないと大変なことをしているところを制御できない!ということにもなるのです。
ルール上詐欺ではないのだけれど詐欺まがいなことをしている。実害や大変なことになるのは一般消費者なのです。
法律というのはルールであり、ルールを破ったら罰を与えますよ!ってことなんですよね。罰則がなければとか別が軽ければばれなきゃいいや!の感覚で不動産取引ビジネスをしているところが多いこと。

HSPだから、深刻に考えすぎてしまうのでしょうか?

わたしはただ、しっかりやろうとしているのに、ちゃんとしない人たちのせいで同類と思われたくない!ちゃんとできないところとは一般消費者が関わらないようにするにはどうしたら良いか?

困るのは
一般消費者(エンドユーザー)

遠い将来かもしれませんが、どこかで不動産取引関係のコーチングやインストラクター、不動産取引のセカンドオピニオンなどでビジネスができればと思っています。

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