死なないだけの生活は要らない

日本に産まれた時点でかなり幸福だ。衣食住が確保されており、病気や怪我をすれば適切な医療を受けられる。

普段はこういったことになかなか気付けないが、発展途上国と比べると改めて日本の裕福さに気付かされる。

贅沢を承知の上で言わせてもらうが、私は現状に満足出来ていない。もちろん、最低限の生活が確保されているのは有り難いと思っている。

しかし、ただ生きるだけではなく、自分の能力、スキルを活かして社会に貢献したいという気持ちがある。

社会に貢献したいなんていうとご立派な考え方だと思われるかもしれないが、多くの日本人はこういった社会貢献の気持ちを持っていると思う。

例えば、休みの日に家でゴロゴロすることがある。ゆっくり休めてよかったなという気持ちと共に、どこか不完全燃焼感も生まれる。

こういったモヤモヤ感が生まれるのはなぜだろう?ただ生きていることに感謝し、満足することもできるはずだ。

裏を返せば、私たちはただ食っていく以外の何かをしたい気持ちを持っているということになる。

それなんなのかは分からないが、社会貢献である可能性は高い。なぜなら、休みの日にやることのほとんどは自分のためだからだ。

コンビニでスイーツ買うのも、Netflixを見るのも、家事をするのも全て自分のため(家族がいれば話は変わってくるが)。

自分だけ幸せになっても満足できないという気持ちが根底にあるのではないだろうか?

私たちは他人がいて初めて幸せを感じることが出来るのかもしれない。

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