見出し画像

【第23話】 『疲れ知らず』をつくるのは柔軟性と体幹!?

皆様の体は柔らかいですか?

「柔軟性」と聞くと、多くの人は前屈や開脚などの
関節の柔らかさを想像すると思いますが、
実は体を柔らかくするためにはもうひとつの柔軟性が必要です。

それは… 「筋肉の柔軟性」です。

といっても、筋肉をフニャフニャにするわけではありません。

筋肉が伸びなくなることで、体の柔軟性は失われます。

そのため、全身の筋肉をバランス良く鍛えて
筋肉を伸ばすことが大切になります。


「じゃあキツイ筋トレをすれば良いの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、
強度の高い筋トレばかりしていると筋肉は収縮し、
柔軟性がなくなることもあります。


例えば、お相撲さんの脚は太く鍛えられていますが、
脚を180度に開いて「また割り」を行いますよね。

あんなに筋肉を鍛えているのに、
体が柔らかいのはどうしてなのでしょう?

それは、強度の高い筋トレとあわせて
「ストレッチ」も行っているからです。

筋トレをしたままの状態では筋肉は収縮していますが、
適度なストレッチは筋肉を伸ばすことができるので、
結果的に体を柔らかくすることが可能なのです。


======================================
日常生活では全身の筋肉の3%しか
使っていない!?
======================================

わたしたちの体には、骨格筋だけで約400、
全体では約600もの筋肉がありますが、
日常で使われるのは20程度と言われています。

これは、全身の筋肉のたった3%程度しか
使っていないということになります。

数ある筋肉の中でも、体を支えるという
基本的な役割を担っているのが、「体幹筋」と呼ばれる筋肉です。

体幹筋とは、体を支える最も大切な筋肉で、
「背筋・胸筋・腹筋」などの筋肉のことを指します。

それに対して、腕・足など四肢にある筋肉のことを
「体肢筋」と呼びます。

四肢の筋肉は普段の歩行や、物を持つといった基本的な動作で
少しずつ鍛えられています。

しかし、体幹筋は、意識しないと
なかなか鍛えられないものです。

いつもよりも長い時間立っていたり、
歩くことですぐに疲れてしまうという方は、
この体幹筋が鍛えられていない可能性があります。

ではどうしたらこの体幹筋を鍛えられるのでしょうか。

もちろん「腹筋」や「背筋」などもひとつの方法ですが、
普段からトレーニングをしていない方は急に行うのは難しいですよね。

体幹筋を鍛えるポイントは、 おへその下4~5cmにある
「丹田(たんでん)」と呼ばれる場所です。

丹田はいわゆる「インナーマッスル」とも言われていますが、
ここをしっかりと鍛えると、体幹筋も鍛えられ、
全身のバランスをとる体幹が安定します。

今回は体幹を鍛えるトレーニングと、
全身のバランスを整えて柔軟性を高めるストレッチをご紹介します。

画像1


ここから先は

748字 / 4画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?