ありのままでいること
私達はいつまでも、ありのままでいられるだろうか?
小さい頃はそんなことを考えたこともなかった。
それ自体がもうありのままでいるということである。
しかし、今は違う。
私達はもうすでに遅れている。
最近では、私達の周りには進化した者たちがいるのだ。
羽が生えて、飛ぶことが出来るのようだ。
そう話すと、一緒に働いている一人が言った。
そんなのありかよ!?
あーそうだよ、ありなんだよ。
もうこうなれば、なんでもありだよ。
羽があれば、すいすいどこにでも飛ぶことが出来るな。
ちょうどその時、少し離れた岩場からすっと飛んでいく者がいた。
彼はとても、気持ちよさそうにすいすいと空に向かって飛んで行った。
良いな~、羽ありか~。
いいなぁ~。羽なしの気持ちもわかってほしいものだ。
そうぶつくさと愚痴をこぼしながら、巣に入った。
今日もせっせと巣を作るぞ~。
私たちはきっと、いつまでもありのままであろう。
むろん死ぬまで。
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昔、歩きながら考えていた構想です。
メモしてあったので、少し膨らませて書いてみました。
アリの話ですね。
書くことを忘れてしまったので、書いてみました。
今日は短めに
それでは、また明日
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