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私の好きな音楽たち。

ほぼ毎日病んでいる私が好きなアーティストたちが数人いる。

死にたくなると必ず一日中聴くの。落ち着くし、これで良いと思わせてくれる。

私は元々、ukロックが大好きだ。

oasisから始まりfoalsまでいろんな曲を聴いてきた。

邦楽はあまり聴かなかった。

そんな中で好きになった唯一のバンドが“King Gnu”だ。

初めてKing Gnuの楽曲で耳にしたのは「The hole」

大泣きしたっけな。とても優しい曲で心に染みたんだ。そこからどんどんハマっていって今じゃマガジン会員にもなった。こんなにもハマった日本人バンドは初めてで新鮮で、私を癒してくれる。

ほとんどの作詞作曲は常田さんがやっていて、本当に才能の塊のような人だと思う。激しい曲からすんごく優しい曲まで書けるなんてできないなと思うから。

井口さんの面白くて頭のネジ何本かないのかと思わせる行動からじゃ思いもよらない歌声。新井さんの落ち着いた綺麗なベース。リズムが完璧なドラムの勢喜遊さん(失礼ながら井口さんよりおかしくて面白い人と私は思っている。笑)

これから発表される楽曲が楽しみだ。11月に開催されるライブには用事があり行けないけれど、機会があればライブに行ってみたい。

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最近よく聴いて好きになったアーティスト(ラッパー)が3人いる。

2人は若くして亡くなっていて、もう1人は引退をしている。

まず初めに“Lil Peep”

彼はライブが始まる五分前に寝てくると言ったきりこの世に戻ってくることはなかったそうだ。

彼の曲の中で好きな曲は「Life Is Beatiful」「Yesterday」「i crash u crash」の3曲に絞ろうと思う。

悲しさや憂うる中に美しさや儚さや皮肉さを持っている曲が多い。

かなり鬱に悩まされていた人生だったようで、希望を見つけようと必死だったのかなと聴きながら思う。その反面、かなり苦しかったんだなと初めて聴いた時に思った。英語が全く分からない私でさえ、悲しさや苦しさ、その中で踠いて生きる意味を必死に探しているように思えた。

もう彼が作る新しい音楽は聴けないけど、今まで彼が作った素晴らしい作品たちはこれからも私を救ってくれるだろう。

次は“xxxtentacion”

彼は銃で撃たれて亡くなった。

アダルトチルドレンだったようで幼い頃、辛い思いをしたようだ。彼を知るうちに本当に幼少期の家庭環境がどれだけ大切かを思い知ったと同時に、世界中にこういう思いをして生きていかないといけない人生にさせる親たちに怒りを覚える。彼のした行為で許されることのできないものもあったが、殺害されるのとはまた別だよなと思ったり思わなかったり。

彼を知ったのはBillie Eilishの「6.18.18」だった。

元々ビリーが好きでよく聴いている。そんな中に見つけたのが親友であった彼への追悼として発表されたこの曲だった。

ビリーの優しい声の中に悲しみや色気まで感じさせた曲で、こんなにも仲の良い親友はどんな人なのか興味が湧いた。

彼の作る曲は攻撃的なものから、悲しみに満ちた曲まで様々だ。

私は「SAD!!」「Jocelyn Flores」をよく聴く。

めちゃくちゃ代表的なものだが、それほど心に響くものがあるから。優しさの中に攻撃的な一面と弱さを持っているなと感じる。

そして、こんな2人がコラボで作った「Falling Down」が好きだ。

内に秘めている心境が違う2人でもどこか似ている部分が多くて、なんとも言えない気持ちになる。xがpeepを追悼する意味でリリースするはずだったのだがリリースする前にxが亡くなってしまった。偶然なのか必然なのか。

死ぬのには早すぎたと思うけど、私も死にたい側としては彼らの生き様は素晴らしかったしこれからも曲は人々の心に残り続けるだろう。そうなって欲しい。

そして最後に“Logic”

彼を知ったのは彼の代表曲でもある「1-800-273-8255」

曲の題名にもなっている番号はアメリカの自殺志願者が助けを求める相談コールセンターの電話番号だ。

まさに私もどん底の時にこの曲を聴きながら死のうか生きようか考えていた。

I don't wanna be alive
I don't wanna be alive
I just wanna die today
I just wanna die
I don't wanna be alive
I don't wanna be alive
I just wanna die
And let me tell you why

生きたくない
ただ今日死にたいんだ
ただ死にたいんだ
生きたくない
ただ死にたいんだ
なぜだか話そう

All this other shit I'm talkin' 'bout they think they know it
I've been praying for somebody to save me, no one's heroic
And my life don't even matter
I know it I know it I know I'm hurting deep down but can't show it
I never had a place to call my own
I never had a home
Ain't nobody callin' my phone
Where you been? Where you at? What's on your mind?
They say every life precious but nobody care about mine

おれが今から話すこと、やつらは知ったつもりでいる
誰かがずっと救ってくれないかと祈っていた、ヒーローなんていなかった
おれの人生なんて大事でもない
わかっていた、心の奥底で傷ついて見せられずにいた
自分のものと呼べる場所なんてない
家なんてない
誰もおれに電話かけてこない
どこにいたの?どこにいてるの?何を考えているの?
どんな命も大切だっていうけど、誰もおれのものに興味ない

まさにこの通りだった。

自分の居場所も価値も何もないと思って生きてきた私にとってぴったりだった。反対に、こう思って生きている人が大勢いることも知れた。YouTubeの再生回数とコメント欄を見るとみんな苦しい中や辛い中、現代を生きている。

最後は「生きたいと思ったんだ」で締められている。

死にたいと生きたいは紙一重なのかな。


この3人にどれだけ救われたか分からないほど毎日聴いている。

いつまでも心に残り続けるよ。

死ぬ準備をしていた人間を少しでも生きてみようかなと思わせてくれたこの3人を私はリスペクトする。

ありがとう。私は少し頑張って明日も生きてみるよ。





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