Labo日記:8

来週の月曜日にプレゼンがあって,資料全然できてないんだけど

最近出た論文やら上司に言われた魅力的な研究テーマやら自分の進路やら気になって全然集中できない。

博士を取った後,どういう道に行くか。行けるのか。今から考えておかないと後々手遅れになるだろうし。

やっぱり,パーマネント職が欲しい。安定が欲しい。全てを捧げても成し遂げたい独創的な研究テーマがあるわけでもないし。それよりも,自分としては作り上げたいモノがあって,それを作るのには超伝導に関する博士号を取った方が確実に携われると思った。どっちかっていうと開発者の考え方だね。研究者としては全然1流じゃないし,他の人にもそう言われたけど,でも俺はそうしたい。だから,研究機関で任期付きの研究職でキャリアを重ねて独自の研究ができるアカデミックなポストを狙うってのはあまり魅力を感じないんだよなあ。

そう考えると,博士号とって企業の研究職に就きたい。それか実用化技術の開発を進める産総研とか鉄道総研のできればパーマネント職。

多分俺の考え方では「新しい研究」の芽を出す事は出来ないんだけど,そういった独創性がまったく無いんだよなぁ。俺は。0から1を作り出す事のなんと難しい事か。それよりも,何か種があってそれを育てる仕事の方が好きだな。

こんなこと言ってるとやんや言われそう笑

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産総研の給与公表

これを見ると,研究職の初任給は国家公務員と同程度の27万円。平均年収は941万円。十分やん。研究できてこんなにお金貰えたらいう事ないで。。商社マンとか銀行マンみたいに年収高いぜアピールしたいとも思わんしな。どんだけ働いても仕事だけになっちゃうんじゃねえ。

しかも常勤研究員1811人に対して任期付研究員340人で,常勤の方が断然多いんだな。しかし平均年齢は48.3歳で,やっぱある程度キャリアを重ねんとダメかぁ~。HPにこんなこと書いてあった。

また本研究員は、任期終了の概ね1年半前に、任期終了後に引き続き任期の定めのない定年制の研究員となるための審査(以下「パーマネント化審査」という。)を受けることが可能です(テニュアトラック制)。
 パーマネント化審査は、任期期間中の実績や産総研ミッションへの貢献を総合的に考慮し、厳正に実施されます。過去5年間においては、パーマネント化審査を受験した研究者の90%以上が合格し、無事に定年制の研究職員へと移行した上で、より長期的な視点や研究計画の下で研究開発業務に励んでいます。また、合格後には幅広いキャリアパスを想定することができ、多様なキャリアデザインが可能となります。

90%!!テニュアトラック型任期付研究員なりたい...

研究職の職種は

・主任研究員(リーダークラス) ・・・平均1千万

・主任研究員        ・・・平均870万

・研究院          ・・・平均610万

か。まぁ,満足。でもこんくらいの職を得るにはDC1,通りたいなぁ。

しかし,公募テーマ一覧を見ると,超伝導が無いなぁ...

うむむ,午前中が終わってしまった。

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