やる気のない末っ子に対して私がとった行動とは?~夏休みDay1
夏休みが始まる一週間前、休みの間に末っ子と復習するために6年生の算数のワークブック、読解力を訓練するワークブック、そして6年生の復習と7年生に向けての予習ができるワークブックの、3冊を買い揃えました。
出だしからこんなことを書いていると、アジア人ママによくみられる『Tiger Mom(タイガーママ?)』かのように思えちゃうかもしれませんが、全然そうではないんです。
これらのワークブックを揃えたのも、この夏は、末っ子の学習強化に努めようと決めたのも、末っ子の成績が理想的ではないからなんです。
そんなことを言うと、カナダ人の友達から、
「ちょっと待って。理想的でないってどれくらい?
アジア人の理想的でないって言うのは違うからね。」
と冗談を言われた時もありますが、本当に理想的ではないんです。
末っ子にはCritical Thinking が欠けていて、論理的な思考力が乏しいんです。
このまま7年生に上がると、ついていけないのが目に見えているので、何かせずにはいられなくて…
ということで、夏休み初日にちゃんと間に合うようにワークブックが届きました~🎶
(あまり早くから反抗的な態度をとって欲しくなかったので、末っ子には内緒でしたが。笑)
今年度の最終日が6月24日、金曜日だったので、ワークは月曜からにして、週末のうちに「夏休みは7年生の授業が大変なものにならないように、復習するよ!」と選択の有無を言わせず、アナウンスしました。
うんともすんとも言わない末っ子。少なくとも「嫌だぁ!」はなかったので、ポジティブにとらえ、月曜日が来るのを待ちました。
教会には生まれたときから、キリスト教学校には8年も通っているのに聖書のストリートもあまり知らない息子なので、聖書から始めることにしました。
すると、予想していた通り、協力的じゃない…
どうにかして聖書の勉強から免れようとする息子は、
タオルケットを頭からかぶったり、ベッドに寝転んだり、部屋から出たり入ったり、
思いつくあらゆることをしました。
やる気がなく、協力的でない息子に私がとった行動は、
根気強く待つこと
でした。
どんな行動に出られても「揺るがない、引き下がらない、怒らない、諦めない」
辛抱強く待つのみです。
息子にも、「今日一日中そうやってゴロゴロ寝ているのなら、ここで座ったまま付き合うよ。」というと、
「ママが変わりに読んで」など、途中で交渉してきても最初に言ったことを貫き通す。
「読み終えるまでここで待っているから」と伝えるだけではなく、言葉と行動が一致すると、「ママは本気だ」というメッセージがちゃんと伝わります。
私が折れるのを期待して、10~15分ほど(それ以上に思えましたが。笑)
いろんなことを試みた息子でしたが、最後は椅子に座ったまま考えを変える様子のない私の姿に言われたことをしぶしぶ、いやいやでしたが、やり始めました。
そうしてこなしていくうちに、息子の態度も少しずつ変わり、予定通りのページ数をこなせたのです。
絶対に動じない!と最初から決めていたので、どんな態度や行動に出られても、冷静に対応することができました。
今回のことで、子育てにとても大事なことの一つをリマインドされたのですが、
それは、言動と行動が一致すること、です。
子供は私たちが思うよりも賢く、親が言行一致していないと、それを利用して親を操ります。
少しでもこちらの気持ちに揺れを感じると、そこに突いてくるんですよね。
私も自分のことに集中したい時やしなければならない仕事があるときは、自分が楽な方を選んでしまうので、言行一致していない状態でした。
そんな状態が長く続いたので、息子は私の弱点につけ込んでくるようになったのです。
子供たちが言うことを聞いてくれなくてイライラするとき、言行一致ではない自分に気づきます。
夏休み一日目は、子育てがうまくいくとても大事な秘訣の一つ である
「言行一致の重要さ」
について考えさせられました。
(*ちなみに、息子の一日目のワークはやっぱりひどいものでした。😓
間違っている方が合っているのより多かったです。やっぱり復習をすると決めてよかったです。笑)
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