野球と感情
こんにちは。上田悠介です。
今回は前回書いたとおり、野球と感情について考えていきたいと思います。
5分くらいで読める文章ですので、是非最後まで読んでみてください。
それではよろしくお願いします。
人間の感情は無限
楽しさはこれに尽きるかなと思います。
演劇を観ていても同じ公演というものはありませんし、野球なんて毎試合違うプレーが行われるわけですからね、動く感情が違って当然です。それを読み取って野球を観たり、プレーしたりしてみたら面白そうじゃないですか?ということを僕は提案していきます。
特に野球というスポーツはスピーディーなスポーツです。ワンプレー、例えば内野ゴロなんて5秒くらいで終わります。その割に待っている時間も多いスポーツです。なので、フィールドで動いている感情には大きな差があります。
スピードが必要とされるということは判断の速さが勝負になってきます。なので守備側はいろいろな状況を把握して守っていなくてはいけませんし、待ち時間が多いということは、それだけ考える時間も多いということです。人間は基本的にネガティブに思考は走ると言われていますので、ミスしたらそれだけ責任を感じる時間が長いとか、影響は出てきます。
いろんな思考が必要とされる中、同時に動く感情を理解することは、プレーにも観戦にも大きなメリットとなります。
ピンチの時のピッチャーの心理は状況によってコロコロ変わります。そういう意味ではまず初めに見る点としては面白いのかもしれません。平常心から離れれば離れるほど、ピッチャーというものは真ん中にボールが集まります。不思議なことに。
なのでピッチャーの表情やエネルギーを観ていると、打たれそうだなあなどがなんとなくわかるものです。
あとはチャンス時のバッターも状況は似ています。チャンスに強いバッターはいつでもいいスイングをしますし、どことなく感じるエネルギーが強いです。
そういうマウンドとバッターボックスで繰り広げられるやりとりがとても演劇的で、僕としては追求して観て欲しいポイントです。環境やコンディションによっても変わるものなので、やはり演劇同様、正解がない面白さがあると言えます。
ここのやり取りから全ては始まります。バッターもしくはピッチャーの情報を頭に入れておくとか、性格を知っておくとか、下調べは非常に重要だったりするわけです。
性格を知るというと何を…といった感じですが、実際個人の集まりがチームなわけですから、チームの性格からでもいいので知っておくのは大事です。
打つチームなのか、走るチームなのか、ピッチャーがいいチームなのか、これだけでも随分と迎え撃つ作戦は変わってきます。一人一人を知ることは難しくても、チームの情報を仕入れておくと、動きはかなり変わってきます。
感情とは性格の集合。といってもいいのかなと思います。
こういう感情の見方は、『野球×演劇を楽しく観るためのワークショップ』でも展開していきますので、ご興味あれば是非ご覧ください。
次回はまた面白いテーマを持ってきます。
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