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PERFECT DAYS平山のアパートに学ぶ、良い家①※ネタバレ注意※

あけましておめでとうございます(遅い)

少し時間が空きましたが
引き続き家づくりしています。

昨年はなんとなく週一ペースくらいで書いていましたが、こんな風に少し期間が空いたり、全然あります。します。しがない一施主の日記なので。

そして、そんな中でも読んでくださる皆さま、大好きです。年始の挨拶メッセージをしていたら、「家づくりnote楽しんでるよ」と返してくれる方がちらほらいらして、年始からニンマリしていました。

日記スタンスをとって、何も求めていない風で実は反応があると、しっかりめに嬉しいです。伝えてくださりありがとうございます。

さて、前回まで何を書いていたかを
さっぱり忘れました。

‥確認したところ土地探し編の途中でしたね。

では続きを、と行きたいところですが、すみません。
2024いきなり番外編から開幕させてください。

PERFECT DAYS

という映画を妻と年末に見ました。
役所広司さんが主演を務める「木漏れ日」を題材にした作品です。

木漏れ日は、
毎秒ちがう風に吹かれ揺れ動く、重なり合う葉が、
刻一刻と変わる陽に照らされ地面に注ぐ光です。

そんな、二度と同じ瞬間がこない儚さ・切なさ・美しさに、役所広司さん務める「平山」の毎日を通してじんわりと浸ることが出来る作品。

役所さんの魂の演技

東東京を舞台としたノスタルジー爆発のロケ地や演出

文字通り「DAYS」を追いかける不思議な進行

見る方の感性によって、たくさんの違った顔つきを見せる映画だと思いました。その中で特に、僕が気になって仕方なかったのが

平山の家です。

作品のキービジュアルで
役所さんが頬杖をつき本を読んでいる
あのアパート。

「あそこ、素敵すぎない?」
鑑賞後、妻とそんな話をしました。

ただ、キービジュアルからも伝わる通り、豪邸というわけでも、ハイセンスな家具が並ぶわけでもない。でも、なんか妙に、良いんです。心惹かれるんです。

本題に少し戻すと、こちとら家づくり真っ只中。
すぐには言葉にできない、不思議な魅力に包まれている平山の家には
きっと何か家づくりのヒントが眠っているに違いない

ということで、平山の家の魅力解剖を通して良い住まいについて考える

そんな話をはじめてみます。

間取り視点

作中では、キービジュアルの和室以外にもいくつか空間が出てきていました。

どんな感じだったっけなあ、まさか間取りを起こしくれている人なんていないよなあ、と淡い期待をしながらに検索をかけると、なんと

平山アパートの間取り発見

シネマドリさんという
映画の世界の部屋を解説しているサイトで
美術の方へのインタビューがまとめられていました。
(何て素敵なサイトなんだ)

シネマドリさん記事より筆者作成

詳細はぜひシネマドリさんで確認いただくとして
本記事を進めるにあたって簡単にパワポ化。

そうそう、メゾネットタイプのコンパクトな部屋でした。

では思考の準備が整ったところで、
間取り視点で僕が注目したいのは

うーんあんまりないかも・・・
間取り発見!とか息まいておいてごめんなさい。

強いてあげるとすれば、窓の位置。

平山は毎晩わずかに窓を開け、前面道路で
女性が箒をはいている音をアラーム代わりに起床する
という設定が置かれていました。

聞こえてくる音、切り取れる景色
窓の配置は、家の中に外の世界の良さをどう取り込むか
逆に悪いことをどう防ぐかという役割を担っている

再認識しました。

あくまで僕視点ですが、どうやら「家の魅力」よりも「平山の暮らし方・住み熟し方」に発見がありそうです。

と、ここまで書いてみて
パワポ化に意外と体力を持ってかれたので
「平山の暮らしっぷりから良い家を紐解く」は
次回に持ち越させてください。
※せっかく作った間取り図は次回以降の思考で大活躍するので、僕の労力はきっと無駄にならない。はず。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
つづきます。

西村

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