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グアテマラ一人旅 #2

明日のツアーの予約も終わり、早速街に出てみる。深夜便で着きクタクタ、空腹ピークだったが、旅の始まりのわくわくでいっぱいだった。

宿のすぐ近くに一番大きいメルカド(市場)があったので、早速行ってみる。まず何か食べたかったが、SIMカードを買い、ネットを気兼ねなく使える状態にした。店頭のお姉さんが全てやってくれた。SIM本体と7日感使いたい放題的なプランで$10くらいだったような気がする。

お腹が究極に空いている時は絶対に失敗したくないので、選ぶのに逆に時間がかかる。服屋や靴屋を通り抜け、食堂エリアに着いた。これぞ南米という感じの匂いと雑多な雰囲気がとても居心地良い。働き者のお母さんたちがてきぱきと働き、呼び込みにいそしんでいた。

最初は伝統的なグアテマラ料理が食べたいと思い、悩みに悩んだが、ネットで見た、ぺピアン Pepianという料理の写真をお母さんに見せて注文する。甘くて、スパイスを使ったソースに柔らかく煮込まれた鳥肉と芋にご飯が横に添えられていた。あんっまいレモネード付き。料理はすごくおいしくて、大満足だった。値段はQ20=$2.5。最高。
メルカドの食堂は一部例外を除いては大体ランチでQ20の様。

アメリカに住んでいると半端ない一皿の量に慣れてしまっていたが、南米中南米は意外に控え目な印象。

メルカドを一周してから外にでて街をぶらぶらする。
おいしそうなコーヒーを探しながら、歩いていると中心地の公園に着く。ここから観光地でもある教会への道がまっすぐとあり、その反対方向にVolcan de Agua”水の火山”というアンティグアの守り神的な山が一望できる、素晴らしい景色だった。

アンティグアは思っていたより観光地という印象。白人も多かったけど、南米系の人が主だった。アンティグアは古都という事もあり、京都の様な立ち位置なのかもしれないなぁと思いながらぶらぶらを続けた。

カフェの屋上から見えたアグアボルケーノ

マップに星をつけていた民芸品屋さんが教会までの道にあったので、立ち寄ってみた。倉庫の様な大きな建物にはずらっと民芸品や民族衣装が並んでいた。

グアテマラ女性はマヤの時代から変わらない民族衣装を着ている方が主で、村によって柄や色が違うらしい。美しい色の組み合わせて織られた生地や、ウィピルと呼ばれるトップスとコルテというスカートに織物のベルトを巻くのが基本スタイルだそう。いろいろな国の民族衣装(着物も含め)は柄と柄、色と色を組み合わせて、現代のファッションではなかなかしないような組み合わせをするが、成り立つので見ていて楽しい。

衣装は特に一つ一つ手作りなものが多く、大切に長く着るそう。このお店にも沢山の古着が積まれていた。民族衣装好きな私は何かは買って帰ろうと思いながら、まだ1日目なので我慢して店を出た。

山積みコルテ

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