見出し画像

テレワーク継続のコツ:仕事時間を減らせ!

こんにちは、ロコタビの椎谷です。

先日紹介した、当社のテレワークの経験やノウハウを共有する企画が思ったよりも反響あったので、継続紹介していこうかと思っています。

今回は、テレワーク継続のコツとして、「仕事時間」を減らすことが仕事のパフォーマンスを上げることにもつながるという話をします。

テレワークのメリット

フルリモートの当社のスタッフに、テレワークの環境面でのメリットを聞いたところ、最も多かった回答は「通勤が無いコト」でした!

移動を伴う通勤がないことで、無駄な時間が減り、ストレスも無いということが理由のようです。

そして、スタッフのいつもの働く場所を聞いたところ、

1位 自宅
2位 オフィス
3位 カフェ
3位 図書館

※質問はコロナ問題が起こる前なので、現在は全員在宅ワークです。

画像1

自宅で作業される方が一番多かったです。自宅をオフィスにするといい事は「「通勤時間、0分」」という事。移動時間を業務時間に充てる事ができ、また、交通状況などに左右される事がないため、働く人にとってもリモートワーク(テレワーク)はとても良い制度ということがわかりました。

仕事時間は業務時間ではない

仕事時間 = 通勤、業務、打合せ、会話、報告、etc

「労働時間」や「勤務時間」というのはあっても「仕事時間」という言葉はないかもしれません。

しかし、会社に関わる時間は全て「仕事時間」と定義すると、オフィスワークは通勤時間や、始業前準備、休憩時間など含めて一日の大半を「仕事時間」が占めているのではないでしょうか。

テレワークのメリットを当社のスタッフは「通勤が無いコト」と回答したように、テレワークの本質は「仕事時間」を減らすことで、本当に重要な仕事に時間を取ることができるようになるということです。

テレワークになって無くしたほうがいい「仕事時間」

そうなると、オフィスワークの時と同じような仕事の常識は捨てなくてはいけません。

せっかくテレワークで通勤時間が無くなったのに、その代わりに別の「仕事時間」が増えたのでは、テレワークのメリットを享受できません。

いくつか、テレワークを始めたばかりの会社が陥りがちな、「無駄な仕事時間」をご紹介します。

■WEB会議

前回の投稿で書きましたが、WEB会議は積極的コミュニケーションが求められるため、参加者が疲弊しがちなので、できる限り心理的な負担を減らす必要があります。しかし、テレワークになりコミュニケーション量が減ったことで、それを補うため無理やりWEB会議を増やしたり、必要も無いのに会議をすることで、テレワークの継続に問題がでる場合があるので、気をつけてください。

Zoom常時接続

同様に、よく聞く話として、オフィスと同じ環境を作りたいがため、テレワークにも関わらず、全員が常に一緒に働いている状態として、Zoomなどのビデオ通信システムの常時接続をするということ。
ただでさえ、コミュニケーションの負荷が高いテレワークにおいて、常時全員とつながっている状況は、仕事をやりづらくするだけでなく、スタッフのストレスも増え、本来やらなければならない業務に集中する時間さえも奪ってしまいます。

■日次レポート×3

また、他の人から聞いた他社の事例で、1日に何回も進捗報告を求められるという話がありました。

昨日から完全在宅勤務になりましたー
なんの作業したかを1日3回報告しないといけない+1日1回は上司とビデオミーティングしなきゃいけないというある意味拷問……
そんなに毎日上司の顔見たくないって!!

オフィスワークであれば、その場で報告すれば事足りますが、テレワークではレポートを書くなど、テキストを考えて書く時間も取られるので、実際の作業時間を削ってまでする仕事でないです。
もし、管理者や上長が自分の仕事をつくるためにレポートを頻繁に書かせているのであれば、スタッフの時間を奪う行為だと理解して、即刻止めにしないとパフォーマンスが上がらないので注意してください。

当社では、レポートは基本的には週始まり、週終わりの2回だけにしています。後は、日々の仕事の中で直接コミュニケーションをとる機会があった時に聞く程度です。

テレワークの質問募集します

当社はフルリモートでテレワークを創業以来実施しており、色々なテレワークの失敗を経験し、色々なノウハウを身に付けてきました。

現在テレワークを導入していこうと考えている方で、こんなの知りたいとか、この場合どうしているのかなど以下Bosyuで質問もらえると、具体的に当社の事例を紹介できると思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?