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テレワーク継続のコツ:Zoomでビデオをオフにしろ

こんにちは、ロコタビの椎谷です。

先日、海外のテレワーク事情について海外でロックダウンになった都市の現地在住日本人(ロコ)に質問し、緊急事態宣言(日本版ロックダウン)後の働き方のコツについて紹介しました。

これから、テレワークを実施していく個人や法人の方、既にやっているよという方もいるかと思います。

当社では、創業時よりフルリモートでテレワークを実践してきて、多くの失敗と成功を繰り返し、試行錯誤を続けてきました。

そこで、今後当社の経験やノウハウを少しづつ共有していこうかと思っています。

WEB会議継続のコツ

最初のテレワークのコツは、Web会議を継続するコツをご紹介します。

最初に結論を言うと

「ビデオ機能をオフにしろ」

ということになります。

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仕事の上で必ず必要になる会議や、複数人でのミーティング、1on1などは、どの会社でも毎日、毎週、毎月行われています。

オフィスワークでは、物理的に同じ空間に人が集うことから、毎日顔を合わせてコミュニケーションをとるということが当たり前になっていますが、それと同じことをテレワークで実現させようとするために、ほとんどの人がビデオ機能を使ったWeb会議をしていると思います。

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出典:zoom.us

私の経験上、これを繰り返すと、だいたい関係者は疲弊します。

オフィスワークでコミュニケーションをとってきた時のことを思い出してください。

オフィスワークの良いところは、双方積極的なコミュニケーションを取らなくても、その人の話し方、顔色、職場での動きや他の人との関係性など、雰囲気や非言語情報によって、深いコミュニケーションが取れるところです。

それが、テレワークになり、今までと同じくらいのコミュニケーションを取ろうと考えて、WEB会議をする際にビデオ機能を使おうとします。

テレワークの良いところは、声や映像、テキスト以外のコミュニケーションにおいての情報共有オプションが少なく、数少ない情報獲得のツールをフル活用してコミュニケーションを取ろうとすることで、双方積極的なコミュニケーションが行えることです。

しかし、いままではそれほど積極的コミュニケーションをしてこなかった人(オフィスワーク)が、テレワークになることでそれを毎日強いられるというのが、今起こっていることになります。

ビデオ機能は、WEB会議で使える数少ない情報共有ツールの一つですが、積極的コミュニケーションにおいては必要以上の情報を獲得してしまうことで、会議参加者の心理的負担が増えてしまいます。

最初の数回であれば、今までにない体験を楽しんでやれるかもしれませんが、それが毎日、毎週、毎月と継続されると、その負担は増していき、最終的には組織崩壊につながる可能性もあります。

テレワークの継続を考えると、初回のキックオフ会議以外は、必要でない限りビデオ機能をオフにしたWEB会議を心がけてください。





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