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「電気」を使うならそれなりの諦め・覚悟を

発電所建設となると急に反対する人たちがいる。それぞれ事情があるのだろうが、環境に気を遣ってほしいという理由だけで過激に反対するのであれば、ちょっと考え直してもらいたいと思う面も。

別の場所へ移転して欲しいなら、風力発電の場合は風速条件(毎秒・6m以上)水力発電なら河川の流域面積×年間降水量×流出係数を調べるなどして、代案を出すべきだ。専門家レベルでなくとも、代案を出す努力はできるはず。

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少なくともこのnoteを呼んでいる時点で、電気を使っていることになる。残念ながら、100%クリーンなエネルギーは存在しない。発電所を作って欲しくないのであれば、電気を全く使わないところからスタートして欲しい。

なんなら、反対運動のビラをプリントアウトするなんてもってのほか。手すき和紙を作り、手書きもしくは版画を使うのであれば誠意は伝わる。さすがに家の冷蔵庫を止めろとまでは言わないが、反対運動をする間くらいは電気を使わないべきだと思う。

原発は反対だ。しかし、今は火力で代用しているが「日本中の電気が止まる」事態になったとき、それでも反対と自信を持って言えるかと聞かれたらハイとは言えない。ほんのわずかな確率で起こる災害と、100%起こるであろう日本の経済破綻。あなたならどうしますか?

なお、電力破綻は単なる妄想ではないのも事実。

残念ながら、現段階の発電方法では必ず環境に影響が出てしまう。

水力ならダムの建設における森林伐採や川魚への影響。風力も森林伐採や低周波による野鳥への影響。一見、エコロジーに見える洋上風力・潮力発電も魚への影響が大きい。かといって、港から離れた場所に作るとケーブルの原材料がかさみ余計にエコではなくなるだろう。海洋温度差発電も実用化は先だろうし、アンモニアや代替フロンを使用するためリスクもある。

バイオマスや地熱は発電量が安定しない。太陽光は景観が損なわれるだけでなく、直流発電となるため電気の質(主に周波数)が悪い。さらに、天候によって電力量が左右されるためメインにはなりえない。(直流送電も検討されているんだとか)

そもそも、発電所を建てる時点で環境破壊は起こってしまう。身近ではないので知らない人も多いだろうが、電気設備の大半は15~25年で取り換えなければならない。

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極論を恐れずに言ってしまえば、環境を第一に考えるなら電気を使わない世の中へ戻るしかないのだろう。確実に世界人口は減ると思う。わたしもいきなり電気が使えない世の中になってしまったとき、生き延びれるかわからない。

冬は木を切って暖を取らなければならないし、夏は川に浸かって身体を冷やすほかない。一見、自然的な暮らしで「意外といいじゃん」と思った人もいると思うが、日本には1.2億もの人がいる。佐賀県だけでも80万人。一斉に木を切って、一斉に川に入ってなど物理的に不可能だ。

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人類は増え過ぎた。それは事実であり、巻き戻すことはできない。電気も同じで便利になりすぎた。悪いことではないと思う。

今から環境破壊ゼロを目指すのは無理に等しい。少なくとも、わたしが生きているうちには実現しない。実現するには人類が滅びるしかないと思う。

SFチックな話になったが、noteのタイトル通り、電気を使うならそれなりの覚悟を持つべきだと考える。できる限りの努力は必要だが、目を瞑らなければならない部分もあるだろう。

同じ人類同士、「争う」のではなく「対談」で最善策を見つけることができると信じている。そして今日も電気を使う。


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