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外注ライターは「誰でも書ける文章」を求められているけど…

近年、「自分らしさ」みたいなものにフォーカスする世の中になっている気がします。誰でもできる仕事ではなく、自分たちしかできないことをやろうみたいな。

稼げているYouTuberのほとんどは「自分らしさ」を大切にしているようにも見えますね。ヒカキンの代わりはこの世に存在しません。真似する人はいても、見ている人は違和感を感じるでしょう。

そんでもって、世の中の仕事の9割以上は「誰でもできる仕事」でできています。厳密にいえば、やる気さえあれば誰でもできるのほうが正しいかな。


誰でも書ける文章

わたしがやっている外注ライターだって、代わりはいくらでもいます。というよりも、100ページ以上のマニュアルを用いて「誰でも書ける文章」を求められているのが現状です。

それが悪いことではありません。メディア運営側としては急遽辞められても対応する必要がありますし、ライターによって文章の質が変わるのも好ましくないでしょう。

ただ、わたしはこの状況があまり好きではないというか、せっかく文章を書くなら自分らしさを出したいなと思うことがあります。(このnoteも無難な文章になっているんだけどね)


本当のライター

そもそも「ライター」というのはわたしみたいな匿名で誰でも書ける文章を書く人というより、田中泰延さんや糸井重里さんのような、『ユーモアあふれ人の心に刺さり、それでいてわかりやすい文章を書く人』なのかなと。

じゃあ、今からこの人たちのような文章を書けるのかと自分に問うても、むりむりむりむり~ってなります。無難にマニュアル通りの文章を書くほうが数百倍ラクでしょうから……。

いわゆる文章力の問題ではないのですよ。人生経験とか、生まれつきの感性とか、そういう次元です。一朝一夕に身につくものではないばかりか、一生かけても無理かもしれませんね。


今後、どうするのか

このまま今のメディアでライターを続けるのは将来性がない気がしています。匿名で誰でも書ける文章を書きつつ、正社員同じ待遇ならまだしも、いつ首を切られるかわからず国民健康保険&国民年金を支払っているようではジリ貧です。

ありきたりなことを言うのであれば、能力を身に着けるほかありません。文章で食べていくとしても、自分の名前で記事を書けるようになるとか、自分のメディアを有名にするとか。(ブログやってまふ。。

ただし、最近はあまりネットで有名になりたくないというか、どうしてもネットの世界って攻撃的なコメントをはじめとする、世の中の嫌な部分が顕著に見えてしまって苦手なんですよね。

でも、お金を稼ぐには「閲覧数をアップする=有名になる」ことが必須でしょうから、非常に心苦しい状況です。まあ、そんなレベルになっていないのに悩んでいる自分がバカなんですけども。

とりあえず、今すぐに仕事を辞めるようなことは考えていません。どこかでスパッと切り替えるタイミングがあると思うので、今は淡々とノルマをこなしつつ、裏で何かを積み重ねたいところ。なんでしょうね。。

noteでも、もう少し自分の内面をさらけ出すように意識してみます。せっかく毎日書いているので、無難な文章では書いていてもつまらないですし。

調子に乗らない程度で。。。。。

↑調子に乗っていました


いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)