1年間続けてみてわかった、ブロガーとWebライターの違い
個人ブロガーから外注Webライターに転身して、今月で1年目となります。ブロガーとWebライターは望まれるものが大きく違い、最初は戸惑いました。ちょうど節目ですし、noteで共有してみます。
あくまで個人の体験談ですから、すべてのケースに当てはまるものではありません。「へー、そうなんだ」程度で読んでいただけると幸いです。
確実にお金をいただけるので、気持ちの余裕はできる
書けば書くほどお金が入るレベルの人なら別ですが、大半のブロガーさんは「当たる記事もあれば外れる記事もある」というのが現状でしょう。
ライターの場合は、文字単価ないし記事単価でお金をいただけるため、1記事で10万円超えという大爆発はないものの、確実に収入になります。マネタイズなど気にしなくてよいのは気持ちの面でラクです。
当然ながら、企業メディアに掲載するので、個人メディアと違った緊張感もあるので、トータルで見てどちらがよいのかは個人の価値観で変わります。ぶっちゃけた話、わたし自身もまだ結論が出ていません。
マネタイズやSEO対策を個人で追求して記事を書くのか、編集者さんと打ち合わせをしつつ複数の記事を書きまくるのか。
仮にライター業で月30万円を目指すなら、Webライターのほうが手っ取り早いかなと思います。それ以上を目指す場合は、個人メディアを徹底的に耕すほうが現実的かなと。よほど実績がなければ、ライターで月100万円とはいかないでしょう。
自分の文章で書けるわけではない
個人ブログのように自分の好きな文章を書くことはできません。ちょっと冗談を入れてみたり、()で補足したりなど禁止されているメディアが多いです。
「ですます調」なのか「である調」なのかもメディア次第ですし、逆に口語OKなメディアもあります。
どうしてもブログを書いていると「自分なりの文章感」みたいなものが構築されてしまうわけですが、それを否定されるのは最初辛かったですね。あくまで「誰でも書ける無難な文章」を求められているので、その辺りはしっかりと把握しておく必要があります。
もちろん、自分の名前で記事を書くメディアの場合はこの限りではないでしょう。どちらがよいか、どちらがラクかはその人次第な気もします。
(わたしは自分の名前で記事を書くメディアのほうがラクかなとは思っています。ただ、実績がないと応募すらできないのが現実です…。)
得意なジャンルの記事を書けるわけではない
応募時点で「得意なジャンル」の確認はあるものの、あくまで「得意」なだけであって、それ以外のジャンルの記事も書かなくては仕事がなくなってしまいます。
わたしの場合、【モバイルWi-Fi・パソコンやモバイルバッテリーなどのガジェット系】という条件で応募したのですが、アウトドア系や工具などの記事も担当しています。
得意でないジャンルの場合、1.5倍近くの時間&労力がかかってしまうので、単にお金を稼ぐという観点だけで見ると厳しい面があります。知らないことを調べるので成長にはつながるでしょうけど、興味がない場合はどうしても厳しいですよね。
わたしは執筆前に興味を沸かせるようにと、自己暗示しています。興味が薄いまま記事を書くと時間がかかるだけでなく、内容も薄っぺらになって書き直しになる可能性もありますしね。
FBで修正依頼などがあると正直凹む
毎回丁寧なフィードバックをいただいているのですが、ミスを指摘されると正直凹みます。自分のミスがほとんどですし、言い訳のしようもない。わかっていても落ち込むことが多いです。
noteや自分のブログでも数日後見返すとミスを見つけますが、外注案件の場合は締め切りがありますし、1つの記事に対して何時間も見直していたら換算時給が減ってしまいます。
1日あけて提出するようにしているものの、限界はあるものです。ミスはミスと割り切りつつ、前向きにとらえることが必要ですね。修正部分を全力で見つけるのが編集者さんの仕事ですし。
(余談ですが、市販の本でも誤字脱字はたまにあります。何十人ものプロが関わっているであろう本でもミスはあるため、完璧を目指すのは必要でも、落ち込む必要はないと思うようにしています。)
ひとことまとめ
ライターである程度安定した収入を得つつ、余力を作って自分のメディア運営もやったほうがベターだと思います。わたしもどこかでブログ更新を再開したいところ。時間的余裕はあるのですが、精神的な余裕がないです。泣
いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)