日誌「半袖のYシャツをオーダーしたのは初めて」 #1205
土曜日は極力寝ていたい。すなわち、あまり予定は入れない。その甲斐もあって、今日も昼過ぎまで寝ることが出来た。起きてスマホを見ると着信と留守電が入っている。登録している番号ではなかったので、それをコピペして検索してみると紳士服のお店だった。その後に留守電を再生すると「オーダーいただいたシャツが出来ました」とのこと。そう、この夏のために半袖のYシャツを作った。しかし、受け取りは10日ほど先のはず。工場が案外空いていたのか分からないが、早いに越したことはない。特に予定もないので、そのまま東京の店舗へ向かう。
半袖のYシャツをオーダーしたのは初めてだった。これまで既製品を買ったことはあったが、何故かダサいと思い始めて着なくなり断捨離へ。それからの夏はポロシャツか長袖のYシャツで過ごしていたが(フォーマル的な場面では)、また着てみたくなったのだ。それは、以前も綴っていると思うが『The Post(邦題:ペンタゴン・ペーパーズ)』という映画を見た影響が大きい。内容はもちろんのこと、舞台となっている1970年代のアメリカの服装がとても好きだ。それを見ながら「こういう着こなしならば半袖も良いかも」と思った。私は単純な人間である。
ただ、新しく仕立てたシャツなので劇中のようなクタっとした感じは出ない。また、既製品を着ている衣装設定なのか半袖の丈が少し長かったりしている。現代日本でも「この人のスーツ、ちょっと丈が合ってないわね」というシーンに出くわすと思うが、それと同じだろう。そのため、そうしたルーズ感も出せないのが残念だが致し方ない(今回のお店では断られてしまった)。とりあえず、実際に着るのが楽しみだ。もし満足できなければ、古着屋でオーバーサイズのYシャツを買おうと思う。それを洋服直しのお店で、半袖へと改造してもらうつもりである。