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日誌「もちろん今年の桜を納めるため」 #726

決戦は水曜日

祝日後の普通の水曜日。推しが出る朝のテレビ番組に合わせて起き上がる。裏ではWBCの決勝が行われているわけだが、このルーティンは変えられない。本当にいたのかは別として“決勝を見るために仕事を休む”という話題をニュースで見かけた。毎年有休を消化できないという人もいると思うが、もし野球好きであれば今回は絶好の機会だったのかもしれない。しかし、在宅仕事の場合は「家で仕事しながら見ればいいじゃん?」と上司に言われる可能性もありそうだ。ストレートに伝えることが逆効果になる場合もある。

それぞれの春

今日は暑い日だった。昼過ぎになると室温は22℃になり、淹れたコーヒーに氷が入る。さすがに最初からアイスコーヒーを作る気にはならないが、近いうちにそうなっていくだろう。今日を境に天気は下り坂の予報のため、近所の散歩にはデジタルとフィルムを合わせて4台のカメラを持って行った。目的は、もちろん今年の桜を納めるため。田舎の桜はほぼ満開といった感じで、これから雨が続けば散ってしまうだろう。同じ考えだったのか、カメラを持つ人と多くすれ違った。きっと、それぞれの春を納めた日だ。

「田舎の春」