日誌「家族に対しての後ろめたさ」 #1150
いつものように、少しだけ早く起きる日曜日。天気は良くない。週間予報を見ても良くない。もう梅雨ってことなのだろうか。そろそろ、去年封印したアロハシャツを吊るしておこう。それはそうと、今日は心から何もする気にならなかった。もう一度寝よう、いや気になっている美術展に行こうなどと考えてみるが、どれもフィットしない。ビールでも飲む?という感じでもない。ただ、このまま時間が過ぎていくのはもったいないと思って外へ出た。
そういえば、焼肉が食べたいとずっと思っている。昨今は“おひとり様”に特化した焼肉屋さんもあるそうだ。しかし、家族に対しての後ろめたさがある。基本的に焼肉は家族としか食べに行ったことがなく、それが身体に刷り込まれているのだろう。とか言いつつ、最近まで1人で鍋を食べにいくことにハマっていた。一度飛び込んで仕舞えば、別にどうって事はないんだろう。今日もそんなことが頭をよぎる。結局、そば屋さんのカウンター席に座っていた。