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川口駅徒歩10分!店主一人でこだわりの一杯を1,000円で提供する『らーめん かねかつ』に行ってみた件

私、2018年8月までラーメンブロガーをしていました。東京23区を中心にお店に伺い、並び、注文して、お店の方に確認し撮って、頂いて、お礼を述べて、家に帰って記事にし、様々なメディアに展開し、まとめる日々を送っていました。

約5年。ラーメンのことを考えながら生き、約2万人のコミュニティ主になってたことでラーメンを食べることの本質が空腹を満たすことから全く異なることになってしまい…迷子になったこともあり、ラーメン屋さんに行くことを止めました。本当にラーメン屋さんに行きませんでした。ラーメン屋さんには行かず、ラーメンを食べたければ自分で作るか、冷凍食品のラーメンを購入するか、カップラーメンを購入し頂いていました。

で、ラーメン屋さんに行かなくなり約2年。with コロナの世界になり、ラーメン業界も大きな打撃をうけており、noteのお題に『いま私にできること』を確認したので、『少しでも凄まじいラーメン業界の世界をお伝えし、ラーメン屋さんがどんだけ頑張っているのか伝えたいな…』と思い、ラーメン屋さんに行くのを解禁し、気になっていたお店に伺ってきたので、決してグルメブロガーが書かない視点も交えて、お伝えしたいなと思います。

ハイレベルでコスパ高いラーメン店が集まる街 川口!

埼玉県川口市。埼玉県南東部にある東京のベットタウンとして栄る街で、さいたま市に次いで県内第2の人口の街です。鉄道は3路線、首都高・外環のインターチェンジもあり利便性は高い。が、ある本によると、鉄道・バスの公共交通機関は東西の移動が弱いためマイカー保有率は高く、東京のお隣とはいえ地方感が意外と強い…らしい。ということもあり、東京23区と比較すると物件費用も抑えることができるため、ラーメン一杯の提供費用も都内と比較すると抑えることが可能。逆に、東京と同じ金額で提供しているお店は原価に投資するお店も多い。ちなみに、ラーメンの原価率は30%が基本と言われている。また、ミシュランガイド東京常連の『Japanese Soba Noodles 蔦』は原価率4割5割のときもあると言われている…。

ここからは、私の推測ですが、、、東京に近い川口はハイレベルでコスパ高いラーメン店が集まりやすい…と考えています。

たとえば、東十条の「麺処 ほん田」出身の『麺処 有彩』さんは、私が伺った2018年当時、650円で極上の塩らぁめんを提供していましたし、

​高田馬場時代の「中華ソバ べんてん」出身の『麺屋 永太』さんも、今年、川口で6周年を迎えましたし、

名古屋をテーマに、名古屋コーチンを使用した一杯とひつまぶし、そして名古屋名物の台湾まぜそばも頂くことができる『自家製麺 竜葵』など、

川口はハイクオリティなお店が揃っています。

川口駅徒歩10分!店主一人でこだわりの一杯を1,000円で提供する『らーめん かねかつ』

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前置きが長くなってごめんなさい。やっと本題です…

私は川を渡った隣りの街に自宅があるのですが、ずっと気になっているお店がありました。ここ数年、埼玉のラーメン雑誌でもランキングトップに選出される実力店。ラーメン店主の中でも評価が高い、川口を代表するお店『らーめん かねかつ』さんです。

川口駅から徒歩10分という立地でカウンター5席の物件で、1,000円のラーメンを提供。相当、こだわりある一杯を提供しているのではないかと…期待に胸を膨らませ、約2年のラーメン屋さん解禁の儀式をしに伺いました。

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私の職場は、推奨は出社なのですが、リモート作業も許されており、平日のランチに自転車で伺いました。私が到着した時は、タイミングよく行列がなかったのですが、私が並んだ後、ズラズラ行列が10人ほど並ぶほどの人気店。お店の外にはウォーターサーバーが用意されており、店主の細やかな気配りを伺うことができました。

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コロナ禍ということもあり、入店前に店主からオーダー確認があります。ほとんどの方が『ら〜めん』か『季節のら〜めん』を『麺大盛り』で注文されていましたが、私は、初来店でしたので『ら〜めん 1,000円』を注文しました。

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店主から案内がありお店の中に入ると、きちんと消毒された机の上には、コップとお手拭き、箸置きにお箸がセッティングされていました。そして、卓上には胡椒などの調味料が置かれていません。(これはカナリの確率で味が完成されている店主のこだわりハンパないタイプ…)

高次元でスープ、麺、トッピングがまとまった完成度が高い一杯

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着席して一分足らずして、着丼!このビジュアルからして間違いない…そして芳醇な香り😲。。。

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まずはスープを…アッサリとしながらも、醤油のキレと旨味の芳醇で重厚感ある高次元でまとまったスープ。ほろほろ鳥、イベリコ豚、昆布などを主に使ったスープらしい。ずっと飲み続けたくなる❗️

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中太の手もみの縮れ麺はモチモチとした食感とソフトでやさしく弾む多加水麺…小麦の風味も漂い素晴しい〜❗️
店主は製麺所で働かれたこともあるらしいが、お店をオープンしてから独学で習得したらしい。
(オープン当初は製麺所の麺を使用されていたみたいだ。)

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お肉は、ほろほろ鳥のむね肉ともも肉。イベリコ豚の肩ロース。食感とジューシー、味つけなど、どれかが特筆して主張しすぎることはなく、だからといって個性がないわけではなく、高次元でバランスがとれていました。美味くてヤバい‼️

ごちそうさまでした!!!!

ラーメン屋さん解禁の儀式に後悔することない素晴しい一杯でした。最後に気になったので丼について店主の大友さんに伺いました。

森修焼(しんしゅうやき)を使用しています。盛りつけたときのフィーリングにあったのがコレだったというか…

ちょっと文章が長くなり読みづらい内容になってしまいましたが、『らーめん かねかつ』さんは心からオススメできる一杯を提供しています。皆さんも、極上の一杯を頂いてみてはいかがでしょうか?



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