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粟谷佳司
2024年6月18日 18:06
石川美子『ロラン・バルト』中公新書、2015年。新刊で購入してそろそろ読み終わりそう。バルトは引き立てによって、研究者として研究活動を行っていた。友人や研究者の引き立てによって、図書館員、外国人講師、外務省文化交流総局、国立科学研究センター研修員、給付が打ち切られた後は『テアトル・ポピュレール』の編集と出版社の文芸顧問となる。そして、1955年にリシュアン・フェーヴルとジョルジュ・フリー
2024年6月4日 20:52
NHKプラスで映像の世紀を見る。夜はレベッカ・ソルニットを読む。現在書いている新書草稿。レベッカ・ソルニットは、歩くことによる思想をめぐらせた書物の中で、路上における抗議行動では、「公共空間に立つ公衆となり、観衆ではなく影響力の主体となっている抗議者自身への影響が省みられることはあまりない」(『ウォークス:歩くことの精神史』)という。たしかに、むしろ路上や公共空間における歩くことや音