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弱かったJOLTSとADP〜ちょっと呟き

昨日の2月米雇用動態調査(JOLTS)が993.1万人と市場予想 の1040.0万件を大幅に下回ったのに続いて、先ほど発表された3月の米ADP雇用者数も14.5万人と市場予想の21.5万人を大きく下回りました。

ややマイナー指標ではありますが、これらは米労働市場の減速を示すものでして、これに加えて、米地銀不安から来る家計・企業のセンチメント悪化と銀行の貸出態度の厳格化がやってきます。

金曜日には米雇用統計という真打ちが登場します。今までは弱い経済指標が出ると利上げ打ち止め観測から株価は上昇していましたが、景気後退の可能性が高まる数字だった場合でも、株価への楽観が続くかどうか。

ちなみに今のところは、JOLTSの993.1万人もADPの14.5万人も成長維持&インフレ鈍化のための良い数字と見る向きも結構いますね。いつまでそういう見方が続くか。。。

私は3月利上げを見送るべきと思っていたくらい景気後退を心配しており、これから景気が悪くなってくると見ています(そうでないことを願いたいですが、様々なデータが悪くなることを示唆しています…)。

その時もまだ株は強気派優勢のままか?景色が変わっていそうな感じもあります。1、2ヵ月後にはその答えが見られそうです。

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