自我の所在から紐解く自分らしさの見出し方

興味深い記事を読みました(読んだ本はこちら)

デフォルトブレインネットワーク(安静時脳活動)という言葉は・・ご存じない方が多いでしょうか。
私も知りませんでした。

今日は安静時脳活動と、私らしさの話。

安静時脳活動とは「何も考えていない状態」時に始めて活動する脳の活動部分を指します。植物状態でも名前を呼びかけられたら反応する部分。うつ状態や統合失調症の場合はここに特有の活動パターンが出る。
どうやら、この安静時脳活動が行われている時に、「アイデンティティ」「私らしさ」を認識しているのだそう。
自我は安静時脳活動に存在している。

(詳しい理解が追いついていないので間違っていたらすいません!)

逆を言えば・・
安静時脳活動が行われないと自分らしさを失いかねないということ。

つまり、自我を認識するためには
意識的に「なにも考えない」を実行したほうがよいということ。

親になって自分らしさが置き去りになっているかも

自分らしさとは?がだいぶハテナな状態になっているな、というのは、子どもが生まれてから強く感じるようになった。
何が好きかとか、どうしたいかとか、すぐにポーンと言葉にできない。
昔だってそれなりに答えにまごついたかもしれないけど、ここまで何も出ない状態ではなかったと思う。

これは、「自分より大切なものがこの世に存在したからかな」「親になったからかな」などと思っていた。
何があっても守りたいと思うし、愛おしいし、かけがえのない大切な我が子だもの。
これが親になるってことよね〜とさえ思っていた。

でも、実はそうではなく、大切なものに意識向けすぎて自分のことがおざなりになっている状態なのかもと、子育て5年目にして気づいた。

我が子は愛おしい。でも、必ず私から手を離して社会に出さなければならない。
このお役目が終わったあとの私は?このままではもぬけの殻になってしまわないか?

自分を愛せるのは、自分しかいない

親も自分時間を!とよく聞くが、これは上記の観点からも本当に大事。
自分自信が何者か?がわかっていない状態では、きっと自分を愛せない。
自分を愛するって、自分の欲求ポイントを的確に突かないといけない。それにはやっぱり自分のことをどれだけ知っているかによると思う。

相手を喜ばせたいと思ったとき、相手のことを知らないと100%喜ばせることはできないでしょう。
自分のことだって自分がしっかり理解していないと喜ばせられないはず。

自分時間ができても、なんとなく一人でフラフラして終了するのはきっとこの「自分の喜びポイント」がわかってない状態なのだろう。

こうやって思うと、自分を知るということは、つまり自分自身の幸せ(幸福度)にもつながっている。

もう、今すぐ何も考えずに自分と向き合いたくなってきた。

今日からできる「何も考えない」

じゃあどうやって何も考えない状態にするか?
パッと思いつくものを書いてみる。
あれ、私って・・?と自我が行方不明になっているなとお感じになったらぜひ、今日からとりくんでみてほしい。

①マインドフルネス
「今ここ」に集中することで何も考えない。
ただただゆっくり呼吸するもよし、ヨガのポーズをとるもよし、一定のペースであるき続けるもよし。今日の夕飯何にしょう〜などと一切考えず、ただただ五感を研ぎ澄ませて呼吸を感じる。

②フロー状態
なにかに超集中し没頭する。
趣味に没頭するでもいい、ひたすらに邪念が入り込まないぐらいに集中する。そこから得られる達成感は自己成長にもつながると言われている。

自分を大切に。
子どもだって、自分自身を大事にしている親と一緒にいたいと思うはず。

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