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過去・現在の一本の柱

約3年前に書いた記事を引用して、この文の末尾に「いまの言葉」を新たに付け加えます。


では、3年前の熱々の文章をどうぞ。

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ヒトや本やインターネットから、あらゆる情報源から毎日のように多くのことをインプットするが、自分の言葉としてアウトプットする場面が少ない。

ブログを書いてる目的は、アウトプットする場を自ら設けることで更に自身の理解度を向上させ自身の腑に落とそうという狙い。

このブログを多くの人に見てもらって広告収入で稼ごうとか、どうしたら閲覧数が伸びるかとかそうじゃなく、ただ自分が思ったことを言葉としてここに綴る。

それは他人に見てもらう事が大前提だが、一番は「自分の為」に。
自分のアウトプットの場、それを記録する場として…


本質とはなんだろう
本質について話し合うことがあった。そもそも「本質」ってなんだろう。Google先生によれば「物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。」と。

本質を捉えるということは物事の本来の姿を理解するということになります。

例えば、歯磨きをすることは歯を磨くことが本質ではなく、虫歯を予防すること、これが本質になる訳です。


じゃ、仕事においての本質とはなんだろうか?


僕の仕事は主に2つ、副業として旅行サービスの運営、メインの仕事として宿、現状は2つの仕事がある。

そこで、この2つの「仕事の本質」とはいったい何か、ということについて考えてみた。


まず、僕の仕事に対する考えとして大前提に「楽しい」と思える仕事ではないと働かない。
そこに対して「しんどいこと」や「辛いこと」は勿論ある。
それがあってこその「楽しさ」を何よりも重要視してきた。(本人が仕事の楽しさを見出せないといいモノは提供できない。)


だが、それが仕事の本質かと言われるとそれ等は決して仕事の本質ではない。

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僕の仕事の本質、それは「心に残る体験を与える」こと。
これは僕の「芯」にもなっています。

この本質をベースに今までの仕事を選択してきました。


副業の旅行サービスでは、海外に行くキッカケを作り、見ず知らずの赤の他人と念願のバックパッカーデビューを果たせる。
赤の他人だった同士「旅をしてみたい」、この共通の想いが互いの距離を縮め、沢山の素敵な出会いや体験が生まれる。


メインの仕事に関しても、それは必ずリンクしている。

コーヒー、お酒、料理、音楽、宿、それ等をツールとして多くの人に「心に残る体験を与える」という想いを常日頃抱き、自分ができることは何かを追求する。



僕は昔から体験に対してはケチることなくお金を投資してきました。

服は綺麗に着こなせれば安くていい、家もちょっとした心地よさと寝れるスペースがあればいい、食もバランスを取れた食事であればそれでいい、所有物も必要最低限でいい、それ以上の多くは求めない。


なぜ、そこまで体験を大切にしているか。

体験から得られる価値は、お金やモノ以上の価値を生むから。


体験は一生の財産、自身の原体験として生き続ける。
そういった体験を繰り返すことで様々なことに対しての興味関心の幅が広がり、人生の楽しみ方が増える。

そして、体験は多くの学びがある。

そういった事を若い人たちに伝えたくて…
体験してもらいたくて…
今日も、そしてこれからも仕事の本質「ヒトの心に残る体験」を追求し続け、体現していきます。

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これが約3年前に書いた記事です。熱いっすね。

新しく「いまの言葉」を付け加えるとすれば2つ。


まず1つ目は…
副業で行ってた旅行ビジネスは本職である会社の出向でカンボジアへ行くタイミングを区切りにやめたこと。


企画の趣旨はこうだ。
学生をターゲットに海外に行きたい人達をネット上で集客して、一緒に海外へ行くという企画。

海外を舞台に、美しい絶景や、多種多様な世界観や価値観、新しい経験をした時、その魅力をひとりで噛み締めるのではなく、仲間達と共に共有できたらもっといいよね、という経緯で学生の時に立ち上げた。


今後学生ターゲットをメインにやり続けること、そして海外の素晴らしさについて声を大きくして発信すること、それ等をやる必要性・意義がないと感じ始め、やめた。

学生を相手にプロモーションすることに対して「面白さ」を徐々に見出せなくなった。


仕事に対して「面白味」を感じなくなったのが最後だった。
面白さを感じなくなったら、全ての仕事が作業になり、意味を自ら見出せなくなる。
そんなマインドで続けては利用してくれる方々に申し訳ない。

やる以上はやはりフルコミットして、情熱を100%注ぎたい。
注げないなら、やる価値がない。と僕は思っている。

それでも当時はかなり夢中になって取り組めたし、それは過去の小さな功績でもあると自負している。

累計約100名以上の学生さんが参加してくれ、多くの出会いがあり、今でも繋がりがある人たちも沢山いるので全く後悔はない。
むしろ、主体となって運営できたことは貴重な経験となった。


学生だけにフォーカスを当てるのではなく、もう少し層を広げて、アプローチを変え、違った体制で再開できたらなと思う。



2つ目は…

”心に残る体験を与える”

今でもこの本質に対しての考え方は一切変わることはない。
当時はそれを志とし、体現したのが旅のサービスだった。
そこに全てが凝縮されていると思って、国内外問わず企画を開催し学生の間はそれに没頭することができた。


が!しかし、これは仕事をする上での本質ではあるが、表面的な本質にすぎないなと思うようになった。


表面的ではなく、もっと深いところにあるもの。


それを探るために用紙にひたすら思ったことを書き続けた結果、すとんと腑に落ちるように言語化ができた。


それは…

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三年後のお楽しみということで。

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