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会社員がライカを購入するまでの道と選択肢

理由

結果的にはシンプルに「欲しかったから」でしかない。これまでSONYのa7Cとa7IVを使ってきて、特に後者については不満がない。ただ、基本的にはスナップ写真しか撮っていないので、やたら大袈裟に見えてしまうカメラのサイズ感(重厚感?)と重量が気になってきた。それにしてもライカ以外の選択肢が無数にあるわけだが、1つは“憧れ”であったこと。それに加えて、他のカメラを買っても“いずれライカに(欲望が)到達しそう”な気がしたことが大きな理由になったと思う。とはいえ、値段が値段だけに半年以上は悩んだ。新宿のマップカメラさんを訪れては実機に触れた(最終的に同店で購入)。

選択肢

購入したQ2以外の選択肢は2つ、M11(ブラック・ペイント)とM-A(Typ127)である。前者は6030万画素のセンサーを有するMシステムのカメラだが、アラサー会社員としてはクラクラしてしまうボディ価格になっている。しかし、実際に使っている西田航さんの写真などを見ると金額だけの説得力は感じる。またブラック・ペイントは約530gと本体が軽い。考えていた焦点距離35mmのレンズと合わせても800g以下で完結してしまう。なお、6100万画素のa7RVは約723gとのこと。それだけ素晴らしい機能も搭載されているのだが、スナップを撮るぐらいでは活かしきれないとも言えた。

後者は完全なるフィルムカメラ。しかも、露出計が搭載されていないので電池さえ必要ない。フィルムを入れてファインダーを覗いてシャッターを切る以外の行為はできないのだ。そんなシンプルさに惹かれたのと、デジタルと違って古くなることがない。故に自分がいつかカメラに飽きるまで、もしくはこの世を去るまで付き合うことが出来るだろうと思った。一方で、フィルムカメラにはフィルムが必要になる。これが昔に比べて高騰しており、大手家電量販店では取り扱わない店舗も増えてきた。そしてフィルムでは現像も必須なわけで、これもそれなりにお金が掛かる。この時代にフィルムを使うのは愛が必要だ。



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