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当たり前という枠組みをはずしたら少しだけ生きやすくなるかも!という話

みなさま、こんにちは♪


Ig Knowledgeブログを運営している心理職のYamashunです❗️


noteは実に2ヵ月振りの更新となります!


今日の話題は、「当たり前」についてです。

当たり前とは何か?

まずは「当たり前」という言葉の定義を確認してみましょう。

1 そうあるべきこと。そうすべきこと。また、そのさま。
2 普通のこと。ありふれていること。また、そのさま。並み。ありきたり。
出典:Weblio辞書


「当たり前」は英語でいうところの「must」や「should」。


心理学で言うところの「べき思考」という考え方の歪みと近しいものがあります。


「当たり前」の考え方は、自分を鼓舞する意味合いもあるでしょうが、この「当たり前」を追求し過ぎてしまうと、完全主義的懸念というあまり健康的ではない完璧主義の状態に繋がることも考えられます。

https://igknowledge-psycho.com/perfectionism_procrastination/


「当たり前」という考え方は決して悪いわけではありませんが、行き過ぎるとメンタルヘルス上では良くない結果を生みそうです。


日常生活での当たり前

日常生活のなかでは、どんな文脈で「当たり前」が使われるのでしょうか?


学校
行くことは当たり前・・・

仕事を行くことは当たり前・・・

家事をすることは当たり前・・・

これはできて当たり前・・・などなど


皆さんの身の回りにはまだまだ沢山の「当たり前」があるのではないでしょうか。


「当たり前」は決して間違っていません。それどころか、むしろ「できていて欲しい」こととしては正しいことで、マジョリティな意見であることが多いです。


実際に世の中では、「学校・仕事へ行っている人、家事を行っている人」など「当たり前」ができている人にフューチャーされることは少なく、「当たり前」ができていない人に目が向きます


このように「当たり前」という枠組みが強いと、減点方式のテストのように評価が行われてしまいます。


できていることはプラスの評価として注目されにくく、できていなければ即座にマイナスの評価につながる。


喧嘩や仲違いの要因となったり、ともすれば、社会一般的な規範から外れているため問題行動と捉えられて、関係者の方がカウンセリングに相談に来ることも少なくないでしょう。


当たり前の枠組みをはずす

実際、学校・仕事・家事エトセトラ・・・。これらの「当たり前」を好んで行っている人もいれば、嫌々渋々なんとか「当たり前」を必死でこなしている人も少なくないでしょう。


にもかかわらず「当たり前」の枠組みが強い世界線では、プラスの評価につながらない。


できない部分があれば、マイナスの減点。そこからプラスの評価を得るには、さらなる努力が必要となります。


「当たり前」をこなすことで精一杯の人には、まるで背水の陣に立たされているかのような心境でしょう。


長々と文章を書いてきましたが、何が言いたいかというと、要するに「当たり前」という枠組みは一旦忘れて、『純粋に今できていること』に再注目してみましょうよ!ということです。


「当たり前」を一旦忘れて「純粋に今できていること」に注目することは、「〇〇はできていないけど、××はできている」というように、自分の現状に対して具体的な評価を下すことにつながります。


勿論できていない部分もあるかもしれませんが、「当たり前」で霞んでしまっていた実際にできている部分と実施にできていない部分が具体的になるため、次の一歩が踏み出しやすい状況にもつながるでしょう。


自分が実際にできていることを認めやすく改善すべき点があれば次の一歩が踏み出しやすいため、「当たり前」の枠組みをはずすことは、今より少しだけ生きやすさに繋がるかもしれません

























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