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言葉と共に伝わるものを想像する

「あの山って何だろうね」
と、ここからでは分からない山の名を想像している人がいた。
想像の先には、それを調べたり、新しい気付きに出会えたりする。


先日こんな手紙をもらいました。


「私は自信がなくなったときに××さん(私の名前)からもらった言葉を読むと自信がつくし、がんばろうと思えます。××さんがくれた言葉一つ一つが宝物です。.....」

恐れ多すぎる、幸せな内容。
私の言葉から何かが彼女に伝わっていたこと、
そして手紙にしてくれるのは嬉しい。

ちょっとうぬぼれた話は終わりとして、
本題について書きます。
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今月は感情をぶつける場面にたくさん出会いました。
それだけ今、社会全体が自分にいっぱいいっぱいで
余裕のない事態になってきているのだと痛感します。

しかしそういうときだからこそ
忘れてはいけないこともある。

言葉には必ず“感情”がつく

ということ。

「私が○○をやってあげたのよ!」
  (なんで、もっと感謝してくれないの!)
「あの人は仕事が遅いからね」
  (仕事が終わっている私をほめて!)



その言葉を発する前に、
相手の立場や状況を想像しましたか。
自分で処理できない感情を、
無責任に相手にぶつけていないでしょうか。


社会全体の問題だと思うの。
✔他県に「あの県は…」と言えるほど、自県の対策は100%完璧だった?
✔部下の陰口を言う前に、上司としてやるべきこと果たした?
✔某わにくんの101日目について…
✔リモート卒業式について…


起こった出来事を批判することなんていくらでもできるし、誰でもできる。
その言葉を発する前に想像してほしい。
あなたの見えないところで一生懸命考えた人の思いや時間を。
あなたの見えないところで何気ない言葉や態度に傷ついた人が
涙を流しているかもしれないことを。

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想像すれば必ず、言葉を吐く前に考える。
考えたうえで出す言葉は、独りよがりなものではなく
相手に向けた”贈り物”になります。

言葉を吐くものではなく、伝えるものにしてほしいと
願っています



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