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「恥ずかしいから書かない」に逃げない

失敗は恥ずかしいものだと思って言語化しないままにするのは、ラクだし恥ずかしくない。でも、そういうめんどうなことから逃げていると、いつまでたっても自分の身にならないと感じています。恥ずかしいから書かないのではなく、恥ずかしかったけど次回はそうしないようにしようと書き残す方がいい。そんなふうに思った話です。

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BAKE CHEESE TARTで、8月1日から「フローズン レモンチーズタルト」を販売します。今回自分は、その撮影担当でした。

7月20日が情報解禁日だったので、「撮りました!」と、いつものようにシェアをしたんです。そしたら、大学生時代にアルバイトをしていた会社のデザイナーさんが、こんなメッセージを送ってくれました。

レモンタルトの写真の1枚目は、これだけピンをしぼるなら構図も絞るタルトに寄せて考えた方がいいかも。そして、3枚目の手ありの写真、手もマニキュアしてて結構目立つので、甘皮は処理(実際の手を処理 or 後で画処理)したほうがよいと思いました。

……めっちゃ恥ずかしい😱

言われたポイントは、言われてみればその通りとしか言いようがなく、自分の写真への解像度の低さが露呈したかたちになりました。

それに、ちょうどこの写真は「うまくできたかも……?」なんて思っていたときだったので、余計にへこみました。

どういう構図で撮るのか、どこにピント(見てほしいポイント)を当てるのか、どんな雰囲気で伝えるのか ──。写真には意図と意志がないと、伝えたいことが伝わりづらくなるということを、身を以て体感しました。

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と同時に、そんなときにこそ、あなたは気を引き締めていかないといけないということを伝えてくれる先輩たちがたくさんいるなぁと気づきました。そういえば、傲慢になりかけそうなタイミングで、誰かが渇を入れてくれる。

そのおかげで、ずっとずっと努力しようと思えます。その言葉が本当にありがたくてうれしいんです。

失敗は恥ずかしい。だから書かない。自分の中だけに留めておく。

そういうことをずっとしてきました。でも、失敗しない人なんていないから、それをなかったかのようにするのはナンセンスだし、恥ずかしいから書かないということに逃げてはいけないなぁと、最近思っています。失敗したことも、恥ずかしいけど言語化できたタイミングでシェアしていきます。

(Photo by Hutomo Abrianto on Unsplash)

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