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☆11. リスニング・スキルを伸ばす方法

本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年から現在まで20年以上、英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら沢山の英語に関する質問に答えてきました。その経験をコツコツと書いていきますのでよろしくお願いします。


語学の基本的のスキルと言えば、この4つ:

聞き取り
発音
単語
文法


この中で個人によって得意と苦手のものがあります。
たとえば発音が綺麗だが自分で文章を作れない英語(英会話)のアナウンスをしている人もいれば、英語(英会話)の書類をたくさん読んでもあまり発音できない研究者もいますね。


外国旅行の経験が多くてコミュニケーションをたくさんするように、とにかく知っている数少ない単語を色々な使い方を通して文法が得意な人ももちろんいます。


しかし、考えてみるとリスニングだけが得意な人が存在しない。
これはなぜだろうか?


とりあえず母語の日本語を考えてみよう。
日本語は何をして聞けたらいい?耳の形を変えてみる?頭の向き方?文章の最初の言葉を注目して?それとも最後の言葉?
どれにしても、それはないだろう。


日本語は発音、単語、文法、全部は母語級なので、当たり前のように聞き取れるのです。
文章には別々な言葉を並べても、喋ると実は言葉とその次の言葉の間があまり無しで音が流れる。
この点ではリスニングはひらがなだけで書かれている子供の絵本を読むみたいなものです。


たとえば「わたしはおちゃをのみます」が書いても、その単語と文法を分かっているので「私はお茶を飲みます」で通じることと同じく、単語、文法、そして発音が分かれば言われた言葉も通じる。
逆に分からなければ聞いても楽器の音や動物の鳴き声と変わりません。


ずばり、自分のリスニングスキルを伸ばしたければ、単語、発音、そして文法を勉強することです。


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