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L.Aへの再出発にエール

こんばんは!
今夜、学生時代にカリフォルニアで一緒に過ごした友人が、再度アメリカへ旅立っていきました。
私が彼女と出会ったのはLA郊外のCitrus Collegeという短大でした。
少し特殊なシステムですが、その中のCosmetology(総合美容科)があり、私たち学生はCosmetologistという資格取得を目指して1600時間(カリフォルニア当時)をかけて、美容を総合的に深く学び、知識、技術の習得を行いました。

当時、Citrus CollegeのCosmetologyでは、約180名の生徒たちが6クラスに分かれて授業を受けていました。そのうち日本人はたったの数名で、同じクラスになれることは、なかなかありませんでした。

そんな中の偶然で、同じクラスになれた日本人が彼女でした。
当時から優等生な彼女はなんでもスマートにこなし、正反対に不器用すぎる私は、毎日が試練の連続で、彼女含め、周りのクラスメイト、時には先生を巻き込み、助けてもらった記憶が非常に多くあります。(それしかありません。笑)

毎週のように行われるテストでは75点以下をとれば、そのクラスは落とされます。
厳しいルールのもと、できる彼女は、毎日私の勉強に付き合ってくれました。

学校は、朝一で始まり夕方まで休憩入れて約9時間弱ありました。学校が終われば、17:00〜22:00頃までほぼ毎日スタバで勉強をして過ごしました。
お陰様でスタバのコーヒーをのむと、その味で、今も学生時代を思い出します。笑 
時に体力も限界を超えて、何度か後ろにフワっと倒れそうになりましたが、そんな体験を新しい経験値と捉え、必死に勉強した時間でした。
私たち留学生は、英語を母国語とする現地の学生達の何倍も、何十倍もの時間をかけて勉強し、やっと同じスタートに立てるのですよね。

そんな私たちは、無事にCosmetology科を卒業し、更に勉強を重ねて、一般教養の単位も取得し短大を卒業して、更に更に勉強をして、目標だったカリフォルニア州のCosmetologistの試験に合格し、資格を取得できました。
一応、アメリカへ戻れば、私も美容師だったりします。はい。
今振り返ってみても、学生時代は、1番がむしゃらに勉強した日々でした。

楽しいばかりではなかったけれど、泣いてばかりではなかった留学生活の話は、また改めてご紹介させてください。

話が少し脱線しましたが、そんな私の友人は、卒業後、約10数年間、アメリカの美容サロンで働き、いくつものヘアショーも担当し、たくさんの経験を積んで、2022年頃に日本に帰国しましたが、再度、アメリカで勝負をかけることを決断をしました。

今回は、 ハリウッドへ。

とても心優しく、おしとやかで、あたたかい人柄の彼女です。経歴から感じていただけるように努力家で、何度も何度も自身の限界を超えてきたことだとお分かりいただけると思います。

日本に帰国後は、逆カルチャーショックという文化の違いに戸惑ったこともあったと思います。
その中で、また新しく日本の美容技術を取り入れて、自分のスキルを磨いて、磨いて、磨きあげ、時に迷いながらも、自分だけの正解をみつけて、一生懸命に前だけをみつめて頑張ってきた姿をずっとみてきました。(泣けるー)

また少し離れてしまうけれど、彼女の日々が、より輝かしい時間へとつながること、今までの努力の成果が発揮できるよう、また何より健康で、元気に頑張ってくれることを、心から応援したいと思います。

ゆいちゃん、頑張ってね!

みなさんもぜひ覚えておいてください。

ハリウッドのゆいちゃんです。

友人の新しい門出の紹介でした。

おしまい