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英語に関するQ&A(51)英検のリスニングはどれくらい正解すれば合格する?

本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年から現在まで20年以上、英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら沢山の英語に関する質問に答えてきました。その経験をコツコツと書いていきますのでよろしくお願いします。



Q:英検のリスニングはどれくらい正解すれば合格する?


A:英検の試験が終わるとこのような質問が沢山来ます。
先にお伝えしておきますが、回答は難しいです。

合格してるかもしれませんし、残念ながら不合格かもしれません。
ただ、

どちらにしても今やるべきことはおおきく2つです。


1つは、間違ってしまった問題のやり直し(復習)、
もう一つは2次試験(スピーキング試験)に向けた準備です。


どちらも自分にとって大切なことですから。
以下にさらに詳しくお伝えします。


1.英検はTOEICに比べてとても受験者に優しいテストと言えます。
正解した問題と不正解だった問題をちゃんと教えてくれますし、受験問題ももらえます。

 自分が間違えたところをもう一度振り返ることで、さらなるスキルアップが見込めます。

リーディングパートは、単語の問題で不正解があるのならば、見直すことで語彙が増えますし、穴埋め問題の不正解も語彙力アップおよび頻出フレーズを自分の知識に加える事につながります。

読解問題でも要約の仕方の勉強にもなり得ます。


リスニングパートは、過去1年(3回)であれば英検のホームページ上に音声やスクリプトをアップロードしてくれています。

せっかくなのでこれを利用して自分のリスニング能力のアップに役立てることができます。スクリプトを見ながらき直すことで、どこが聴き取れなかったのか、ネイティブの人の発音を何度も確認しながら聴くことができます。急激ではないかもしれませんが、必ずリスニング力は上がります。


2.もう一つやるべきなのは2次試験(スピーキング)の準備です。

仮に1次試験が不合格だったとしても英語で話すという練習は、英語でのコミュニケーション能力アップにうってつけです。

また、1次試験合格をしたのならば、1次試験から2次試験の間に準備さえしっかりしていれば、2次試験はほとんどの方は合格できるはずです。

2次試験に合格するだけの知識は持っているのですから。テストということで緊張するかもしれませんが、日本国内で英語を話かけてきてくれるチャンスと切り替えて臨みましょう。


アドバイスVol.30,,31で英検2次試験直前対策について触れています。一度ご覧になってみてください。



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