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英語に関するQ&A(61)共通テストの英語リーディング

本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年から現在まで20年以上、英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら沢山の英語に関する質問に答えてきました。その経験をコツコツと書いていきますのでよろしくお願いします。


Q:共通テストの英語リーディングが最後まで間に合わないので、

最悪どこかの大問を捨てて、その分他の大問を完璧にしようと思いました。

Q:共通テスト英語リーディングの第6問で30分掛かってしまいます。

どうすれば縮められますか?


A:この時期の英語テストと言えば、日本の大学の受験のための共通テストでしょう。
 今回の2つの質問ですが、どちらも問題に対して解答時間が少ないがどうすればいいかと言う事だと思います。

その部分(時間をできる限り有効に使う)に焦点をあててアドバイスをさせて頂きます。


①基本的には、問題の順番通りに解答していきましょう。


英語の試験は様々なテストがありますが、共通テストの場合、基本的には大問1から6まで順番に解答して行く方がいいでしょう。

というのは、難易度が後の問題になるほど高くなるからです。

正答できる可能性のある問題から英検ならば先にライティングセクションを終わらせたり、TOEICならば難易度の低い問題が後にある場合があるのでそれを先に解答したりして、素点を上げる攻略法がありますが、共通テストに関しては、その可能性はあまりありません。
そういった点ではとても”素直なテスト”と言えます。


②時間配分を決めましょう。


問題の解答時間に関して、時間配分をしましょう。
目安は大問1=10分、大問2=15分、大問3=10分、大問4=10分、大問5=15分、大問6=20分 で合計80分です。
また、誤差は全ての問題でプラスマイナス2分と考えましょう。
ただし、大問1から3は比較的難易度が低いので、ここでできる限りの時間をセーブするようにしましょう。
それぞれの大問において目安の時間配分を2分以上超えてしまうようならば、その問題に関しては”捨て問題”として次の大問に進んだ方がいいと思います。



最後に、ありきたりですが自分の実力が存分に発揮できるように、できる限りの準備をしておきましょう。
                                    アドバイスVol.170~173でも共通テストについて触れています。参考になる部分もあると思うので、そちらのアドバイスについても一度ご覧になってみてください。



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