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自分らしさを見つける旅6

大きく自分の考えが変化した旅である”那覇トリップ”について何回かに分けて綴っていきます。

自分らしさを見つける旅のきっかけはこちら
(最初から読んだ方が私の変化がわかって面白いです)


“味噌めしやまるたま”さんの後は”波上宮”へ。

徒歩20分くらいで着くはずが、
実は40分くらい歩いた私。笑


意地でも辿り着きたい

ルンルン気分だった私だけれど、
一気にテンションが下降し、イライラしてしまう。

理由は急な通り雨と自分の荷物だった。

せっかく頑張って内巻きにした髪はうねりだし、
サブとして持っていたトートバッグの中が濡れる。

傘や水筒が邪魔すぎる。
化粧ポーチも眼鏡ケースも邪魔すぎる。

そして、思った。

私、雨と荷物が一番嫌いだ!

その事実に気付いたら一層不機嫌なる。

更に合わない靴で足は痛いし、疲労度もMAXに。

行くのやめようかな。疲れちゃった。
空港プラプラして休憩しようかな。

一瞬怯みそうになった。

でも、意地になってでも到着したかった。

その先に何かあるかもしれない自分に
少しだけ賭けてみたかった。


そして、
雨と荷物にイライラする自分さえもOKして味わおうと決めた。

イライラだって私に必要なことだ!
自分が不機嫌になるパターンがわかってよかったね
って自分に言い聞かせながら。


神聖な場所だからなのか、
着いた途端にイライラは消える。

疲れたけど、絶対に辿り着くぞ!という
自分との約束を果たせた気分だった。

安全な旅ができていることに感謝を伝えてから、
近くの海辺で黄昏れた。


意地の先に見えたもの

少し意地を張ってでも辿り着きたかった、波上宮。

そこには、辿り着くことに必死で疲れ切っていたせいか
あんなに気になっていた人の目が気にならない私がいた。

みんながお賽銭してるからじゃなくて、
“私が”お賽銭入れたいから、お賽銭をする。

みんなが御朱印もらってるかじゃなくて、
今の”私は”御朱印もらう気分じゃないから、もらわない。

休憩してる人がいっぱいいるからじゃなくて、
近くの海辺で”私が”休憩したいから、休憩する。

ただただ自分の欲のままに行動していた。

海辺での黄昏れる時間なんて、
今までの私にはあり得なかった。

1人でどうしていいかわからないし、
1人で黄昏れるなんて寂しいと思っていたから。

あれれ?
私、こういう時間好きかも!

新しい発見だった。

私は自分でどうしたいのかをずっと選択してこなかったのかもしれない。


続きは次回。

ありがとうございました。

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