インドの一人お買い物デビューの振り返りと思ったこと
昨日の日曜日、夫が用事を済ましている間に初めてインドで一人で買い物デビューしてきた。
余談だけれど、休日の移動はファミリードライバーさんが運転してくれるんだけれども、昨日は諸事情によりイレギュラーで夫の通勤ドライバーさんだと直前で聞かされた。
できれば初めての一人買い物デビューは知ってる人がよかったなーなんて思いつつ、車に向かうとドライバーさんの風貌にびっくりした。
今まで会ってきたドライバーさんはだいたい大人しそうな青年って感じの人が多かったのに、昨日のドライバーさんは柄シャツ、サングラス、ゴールドのピアスと腕時計を身につけた、たまに鼻歌うたう陽気な兄ちゃん。
「いつもあんなチャラい感じの格好で送迎してるの?」と思わず夫に聞いたら、いつもはちゃんとしていて、昨日は休日仕様のファッションらしい。
一応仕事だし少し派手すぎやしないか?と思いつつ、いや休日くらいオシャレしたいよねーと思うと微笑ましく思えた。
ということで、私のドキドキなチャレンジの相棒は、ちょっと見た目がチャラいインドの兄ちゃんでスタートした。
肝心の一人お買い物デビューは、行きたいところがたくさん出てきたり、一人の買い物を楽しめたりする私を想像してたけど、全く正反対。
鏡を見なくても緊張で顔がこわばってるのがわかる。
それでもインドでこれから一人で買い物する機会が増えていくわけで、昨日の反省点を振り返ってみようと思う。
下調べはした方が良い
今回学んだこと一つ目が、私の場合は下調べが必要だということ。
今回ふらっとスーパーに行ってみたはいいけれど、品質に不安を感じてしまい、商品を買うべきか判断にかなり迷ってしまった。
材料に不安がある食べ物は食べたくないし、肌に合わない化粧品や洗剤は使いたくないし、すぐ壊れるような日用品は使いたくない。
例えば、今回ハチミツを買いたかったけれど、その場で調べたてみら少し心配な情報が出てきて悩んでしまい、結局購入せず。
プロテイン的なものも見つけたけど、インドのプロテインは味や栄養は日本人に合うのだろうか?と悩んでしまい、結局購入せず。
更にネットでこれいいな〜って思ってた商品があったのに、パッケージや商品名を控えていないという致命的ミスで、買うものがわからなくなった笑
日本では軽く下調べして、あとは自分の目で見て手で触って判断するということができたけど、英語もヒンディー語もわからないから、実物を見ても視覚情報が足りなさすぎて判断できない。
インドでは超情報弱者な私は、買い物前に入念な下調べが必要だとわかった。
時間に余裕があったほうがいい
今回、夫の用事は2時間ほどで、その間一人の時間を過ごした。
2時間も時間潰せないよと困っていたけれど、移動だけで30分近くかかり、雑貨屋やドラッグストアなど色々行きたいところには行けず、結局スーパーだけで用事が終わってしまった。
スーパーで買い物中も夫の用事が終わる時間が気になってしまって、何を見るにも気が気じゃない。
そしてしつこいようだけど、言葉がわからないので一つの品物を選ぶのに異様に時間がかかってしまう。
インドでの買い物は限られた時間じゃなくて、余裕がある時にいくべきだと学んだ。
暇つぶしをする場合は、カフェとかでそれこそnoteを書いて過ごすのが無難かもしれない。
今回買いたいものは全く買えなかった。
なぜかどうでもいいお菓子とジュースを戦利品として購入して終了。
車の中で自分のしょぼさに少ししょんぼりするも、その後に夫と行ったレストランの店の雰囲気や料理の味がドンピシャで、
「あー今日お買い物チャレンジしてよかったー!」
と一気にテンションが上がる、単純な私。
夕飯を食べ終わると、外はすっかり夜。
インドで普段夜の街に出ることがないので、ちょっと新鮮。
意外にも夜景はキラキラして綺麗。
今まで私の見ていた世界ってなんて小さかったんだろう
私は世の中を恐れてビビってばっかりだけど もっといろんな景色をたくさん見てみたいなあ
急にそんなことを思って、泣きそうになった。
泣きそうになるってことは、今、私が確かに望んでいることなんだろうなと思う。
私は私自身にもっと知らない景色を見せてあげたいし、もっといろんなことをできるようにしてあげたい。
今はまだ海外で一人でお買い物すらろくにできない私だけど、
「インド来たばっかりの時はポンコツだった~」
っていつか笑いながら、ちょっと強くなった私になれたらいいなと思う。
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