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改めてインドの空港や飛行機を振り返る

少しタイミングが遅くなってしまったが、書きたいと思っていて忘れていた、インドの機内や空港の様子について今更だけど書いてみようと思う。

元旦に羽田→デリーでインドへ入国し、さらにデリーから飛行機で1時間ほどかけて、新しく住むことになるインド国内のエリアへ移動というルート。

機内や空港では日本の常識とはちょっと違う、びっくりすることが色々と起きた。

デリー付近で雰囲気が変わりだす

私は今回機内から見る景色をすごく楽しみにしていて、窓から写真や動画を撮って楽しんでいた。

一体インドの景色は空の上から見るとどんな感じなんだろう?と少しワクワクしていた。

が、着陸があと数十分後だというアナウンスが流れたくらいから、天気は悪くないはずなのに、外の景色は白くぼやけて何も見えなくなる。

そして機内が微妙にくさい。

ん?なんだこれは?と思ったけれど、すぐに大気汚染のせいだと気づく。

これが、中国を抜いた世界一の大気汚染の国かと痛感した。

私は初めての体験だったのでびっくりしたのだけれど、後で夫の職場の人に話したら、(空が真っ白で機内がにおうのは)インドあるあるだよと笑って教えてくれた。

ごちゃごちゃしているデリーの空港

私は人生でまだ数えるほどしか飛行機に乗ったことがないので、空港のことはあまり詳しくない。

けど、詳しくなくてもなんだかわかる。

デリーの空港はなんだかごちゃごちゃしている。

保安検査なんて特に戦いだった。

日本みたいにみんな順番に並んでいやしない。我先にとみんなが横入り。

のんびり待ってたら、次々に抜かされる。

夫は「俺たちが先に並んどるやろ!」と英語で注意しながら、インド人に圧倒されて荷物を出すのにモタつく私に半ギレしていた笑

羽田の時は保安検査の機械の性能が良いのか、中身を一切出さなくても検査してくれたけれど、デリーではかばんの中身を全て出すし、個室で服の中もチェックされる。

そこまで細かくやるわりには、対応は超適当。
本当に見てるのか怪しいほどに適当。


戦いを終えて、ほっと一息つきたくためにラウンジに向かったけれど、夜9時なのに人がいっぱい。

ラウンジの受付も行列。

ラウンジって誰でも入れるわけじゃないはず。

年末年始だから仕方ないかもしれないけれど、日本はこんなことなかったよ?ってくらいごった返していて、ラウンジの意味が全くなかった。

機内はにぎやか

インド国内への移動の飛行機の中は、かなり賑やか。

みんなおしゃべりしている。

ちょっとうるさい。

1番びっくりしたのが、離陸直前まで電話してる人が多いこと。

機内モードにしたり、電源切ったりするのは、日本の飛行機だけの常識なの?と一瞬疑ってしまった。

ちゃんと?飛行機が離陸したら、みんな電話を切り始めて、いろんな意味で安心した。

親切だけどなんか違う

そんな賑やかな機内では、1時間という短いフライトだけど機内食がつく。

機内安全のアナウンスが終わったら、まだ滑走路を走っている途中だけど、早速メニューはどれが良いかを聞かれた。

何言ってるかよくわからないし、機内食が出るのを知らなかったので、ちょっとパニックになる私。

が、やりとりしてる途中で、いきなり何も言わずにCAさんがスッといなくなる。

え?なんで?と思ったら、安全ベルト着用のお知らせが出たので、座りに行ってしまったらしい。
・・・一言伝えてほしかった笑

安全ベルト着用ランプが消えて戻ってきてくれたはいいけど、今度はバターチキンカレーが食べたいと伝えているのに、よくわからない他のカレーをゴリ押しされる。

辛くないかを確認して、辛くないとのことなので、ゴリ押しされたカレーにしたのだけど、結局辛かった笑

私が食べるのに時間がかかったせいなのかわからないけど、食後の紅茶も私だけ出されなかった。

CAさんというだけあって親切だったけど、なんか違うんだよなあ感が否めなかった。


インドのフライトの体験があったせいか、羽田(今回はJAL)のグランドスタッフさんもCAさんも、どの方も親切な対応で、改めて日本の航空会社ってすばらしいんだと感動した。

もちろんインドはインドの空港っぽさがあって面白い。

だけど、空の旅って私は不安がある方なので、丁寧な接客はとても心が落ち着く。

ああ、もう何かあっても何もなくても、この人たちに身を預けよう!
って思える。

そっか、空の旅を安心してもらうために接客が丁寧なのか!と今更気づく。

日本を飛び出たからこそ、気付けた体験だなと思う。

これから一時帰国をするたびに、日本のすばらしさに感謝できそうな気がする。

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