何が起きても楽しかったインドで初めてブチギレた!
インドに来てから、何が起きてもおもしろーい!だった私。
ついに先日、初めてブチギレてしまった。
お湯が出ない!
暑いイメージのあるインドだけれど、一応冬がある。
私の住んでいる地域は、体感的には現在日本の
春くらいの気候。
日中はそれなりに暑く、朝晩は冷える。
だからシャワーのお湯は必須だ。
このシャワーで事件が起きてしまった。
たまにシャワーのお湯が急に水になってしまうということはあったけど、2日間立て続けに水しか出ないと時があった。
1日目は震えながら我慢して水を浴びたため、2日目は「今日は絶対に、あったかいシャワーを浴びてやるんだから!」と意気込んでいた。
・・・それなのに冷たい水しか出ない。
寒い。
楽しみにしていたシャワーがまさかの2日連続の冷たい水で、若干発狂する。
今にもぶっ壊れそうなシャワー
インドは各部屋に1つバスルームがついているのがスタンダード。
わが家はリビング・ダイニングの他に3つ部屋がある。
つまり、3つバスルームがあるということ。
「そっか!移動すればいいんだよね!」と冷えた体をふいて、隣の部屋のバスルームへ移動して、今度こそお湯を浴びたい!とシャワーの蛇口をひねる。
・・・異音がする。勢いも良すぎる。
よくわからないけど、このまま使ったら水の勢いで、シャワーが壊れそうな予感がした。
すぐさまシャワーを止めた。
またしてもお湯のシャワーを浴びられない。
イライラはMAXだ。
あたたかいけど異臭がする
3つのバスルームのうち、2つがアウト。
残り1つのバスルームにかけるしかない。
無事にお湯が出る。
やった!と安心したのも束の間で、なんだか臭い。硫黄のような臭いがする。
でもせっかくありつけたお湯を手放したくないため、シャワーを止めることができない。
さむい。
くさい。
さむい。
くさい。
頭の中でさむいとくさいがグルグルしている。
寒いのに冷たい水を浴びるのと、暖かいけど臭いお湯を浴びるのと、どっちが体に害があるのか考えだす。
最初に入ったバスルームは、日本から持ってきた浄水器つけてるから臭くないのかな
さむいとくさいなら、臭う方がアウトだよな(ていうか温泉でもないのに硫黄臭が気持ち悪すぎる)
となぜか冷静に分析。
その後は一番最初の水しか出なくなったバスルームに戻り、暖まった体を水で洗いなおす羽目になった。
この時はイライラは通り越して、絶望。
私の時だけお湯が出ない!
ちなみに夫は1日目も2日目も、普通にお湯でシャワーを浴びたらしい。
シャワーから出て数時間後、私は何回かお湯が出るかチェックしに行ったけれど、お湯が普通に出る。
「もう!なんで?なんで私の時だけお湯が出ないの?」
と私は怒り心頭。
日ごろの行いの違いやな~とでも言いたげな顔で、私を見てくる夫に余計に腹が立った。
翌日、マンションの管理人に話したところ、スイッチ不良のせいであることがわかり、修理。
(ていうか前々から明らかにスイッチおかしかったし、入居前に直しとけー!とイラっとしたけど。)
そして、くさいシャワーを浴びた影響は全くなく、体も今のところ異常なし。
無事に平穏なバスタイムが戻ってきた。
私は寝る前にお風呂に入らないと絶対嫌な人だけど、お風呂に入るという行為がすごく面倒に思っていた。
食洗機みたいに、私の体を自動洗浄してくれる機械を誰か発明してくれないかなー
ってアホなことを思うくらいにお風呂が嫌だった。
でも、
暖かいお湯が出ること
きれいな水であること
そんな環境でシャワーを浴びられること
日本だと当たり前だけど、私にはすっごく大切なことだった。
三十数年間生きてきて初めて、私ってお風呂ちゃんと好きだったんだ!ということを知った笑
なんだかこれからは、今までとは違う気持ちでバスタイムが楽しめる気がしている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?