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外国人に大人気のツアーに参加してきました。

外国人観光客に大人気のツアーが岐阜県飛騨古川にあります。その人気の秘密を探り、南アルプスのツアーに役立てようと、12月9日、視察に行ってきました。

Satoyama experienceというブランドで知られるこのツアー。人気のサイクリングツアーを申し込みました。ところが、この日は初雪。残念ながら、タウンウォークツアーに変更になりました(タウンウォークツアーは、通常は外国人向けだそうです)。

14時から16時半までで4900円。ツアーデスク(事務所)を出て、町家が並ぶ細い路地を抜け、精米所に立ち寄り、飛騨古川で有名な祭りを映像で楽しむことができる「まつり会館」へ(有料。ツアー代に含まれています)。

祭りの映像や神輿の仕掛けなどを見たあと、起こし太鼓のレプリカを叩き、大火を逃れたというお寺へ。その後、鯉が泳ぐことで知られる瀬戸川沿いを白壁土蔵を見ながら歩き、古民家カフェでひと休み(飲みもの1杯はツアー代に含まれています)。

最後は、昔からの「和ろうそく」を守り続ける職人さんとの出会いで締めくくりました。

気づきや勉強になる点がたくさんありました。詳しくは、12月14日のkakeruプロジェクト勉強会で共有したいと考えています。

いちばん印象的だったのは、ガイドさん(Akikoさん)と街の人たちがとても親しいことです。歩いていると、楽しそうに挨拶を交わします。街の人たちもツアーゲストを喜んで受け入れてくださっている感じがとてもよく伝わってきます。加えて、ガイドさんの地元愛(茨城から移住してきたそうです)。さほど歩きまわったわけではありませんが、のんびりとした心地よいツアーでした。

会社設立から10年。地元の人たちと作り上げてきたツアーだということを文字どおり実感できました。南アルプスのツアーを作り上げるのも楽しみです。

この記事は、山梨県立大学国際政策学部の兼清慎一が書きました。(2018年12月11日)

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