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大学入試生物 授業プリント⑤

 今回は人類の進化です。
 ここは新課程で大きく変化があった単元と言えます。考察問題を作りにくく,現行課程の入試ではそれほど深く扱われてこなかった単元でしたが最新の2022年ノーベル生理学・医学賞の受賞がネアンデルタール人ということもあり最も注目されている分野の一つです。各教科書会社ともページ数増の傾向にあります。現行課程では教科書の後半にあったこともあり現役生の中では差のつく単元の一つでした。しかし新課程では教科書のかなり序盤に人類の進化が移動したため,正答率の高い落とせない知識問題になることが予想されます。

※補足
プリント内の「母指対向性」には【母指】の漢字を当てています。これは第一学習社の教科書を主軸としているためで,第一学習社の教科書では現行課程から一貫して「母指対向性」の立場をとっています。
新課程の教科書確認したところ数研出版,東京書籍の2社では「拇指対向性」と書かれています。どちらが間違いということではなさそうですのでどちらで覚えても大丈夫かと思います。

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